私の大学時代の先輩が「人生は一度だから、生き生き生きて三倍生きる」と言っていたのをよく思い出します。生き生き生きるためには、夢があること、大好きなものが存在すること、熱中没頭できるものがあること、などの条件があると思います。そして、その条件の一つに「たくさんの引き出しを持つこと」、言い換えれば、困った時の解決の方法をたくさん知っていることが挙げられるのではないでしょうか。
もちろん、たくさんの経験は、人の持つ引き出しの数を増やすことにつながります。しかし、人生は一度きりです。そこで、私は本を読むことをお勧めします。これは大学時代の恩師の話です。「とにかく本を読め。自分で見たり聞いたり、経験できることの数は限られている。でも、本を通してならたくさんのことを知り、身に付けることができる。」
本校の図書室にも本がたくさんあります。学校読書活動推進サポーターの先生も図書室におられます。本校児童が、本を通して、豊かに生きて欲しいと願っています。