2018年6月28日木曜日

児童会活動は大切です!(平成30年6月28日・朝会にて)

 おはようございます。大きな地震が発生してから10日経ちました。急ピッチで復旧作業が進んでいます。皆さんの家はいかがですか?まだ、避難所で生活しておられる方もおられます。一日も早く元の生活に戻れることを願っています。

 さて、昨日は児童会の役員や児童委員会の皆さんが頑張って、大なわ大会を開催することが出来ました。先生の指示を待つのではなく、自分から動く姿を何度も見ました。今日もこの後、児童会の役員や児童委員会の皆さんからのお知らせなどがあるようです。

 さて、児童会活動というのは、皆さんの学校生活の中で、一番大切なものの一つだと私は考えています。児童会活動の目的は、「自分たちで考えて、学校生活をよりよくすること」です。よりよくというのは、もっと楽しく、もっと仲良くできるということですが、そのための方法を自分たちで考え、自分たちで行動するのです。難しい言葉でいうと、「自主的・自治的」な活動です。

 実は、私は小学校の頃、児童会会長を務めたことがあります。私が当時通っていた小学校では、児童会役員選挙が行われ、会長に立候補した私は、333票を集め、当選しました。もちろん、児童会活動の中心となって活動したことは、私にとって素晴らしい経験でしたが、今になってみると三つのことが忘れられません。

 一つ目は、立候補を担任の先生が勧めてくれたことです。あの時、声がかからなかったら、あの貴重な経験はなかったことでしょう。二つ目は、選挙ポスターを家で作っていた時、私の父から選挙ポスターは、候補者の名前が遠くからでもよくわかるように作らねばならないと教えてくれたことです。名前の文字を大きくしたり、文字に影をつけたりしました。「大人の話はよく聞いてみなくてはならない」と当時思ったものでした。そして、3つ目は、友達の応援です。選挙運動を校内で行い、各学級を回ったり、朝、校門に立って「清き一票をお願いします!」と登校する人に声をかけていました。その時、一番協力してくれたのは、普段よくけんかをしていた女子児童でした。「いろいろ文句を言ってくるのは、気にかけてよく見てくれているからだ」と思えるようになりました。やっぱり、友達は大切ですね。

 さあ、児童会の活動、大切にしてくださいね。この後のいろいろなお話も楽しみです。