2019年1月23日水曜日

味舌小学校創設の地(平成31年1月23日)

 明治7年(1874年)4月、味舌村慶徳寺(きょうとくじ)にできた小学校が味舌小学校の始まりです。地域コーディネーターや民生・児童委員の皆さんにお世話いただき、毎年本校の3年生が校区探検を行っていますが、いつも「この場所から味舌小学校が始まりました」ということを学びにこのお寺を訪問させていただいています。

 国民皆学をめざし、全国に小学校や中学校を開設する計画などを定めた「学制」が発布されたのが明治5年9月。この法令に基づく最初の小学校ができたのは翌年の1月。そして、その翌年に味舌小学校は誕生したのです。(法ができる前に、京都では明治2年にいわゆる「番組小学校」がスタートしています。)

 私も今日、慶徳寺を訪問させていただき、学校ができた当時の資料を拝見したり、住職からお話を伺ったりしてきました。学校創設に当たって中心となった当時の方々の思いやその後の地域の方々の学校を愛する思いにふれ、学校・家庭・地域がつながって教育を形成するために頑張らなければと改めて思いました。今は住所などで残っていない「味舌」という名前が学校名では残っています。引き継がれてきた思いを大切にしたいです。(本校ホームページ内の学校沿革をお時間あればぜひご覧ください。http://www.city.settsu.osaka.jp/shougakkou/mashita/shoukai/8136.html)