相変わらず市内の幼稚園、小中学校ではインフルエンザが流行しています。今日も他校園で10学級の学級閉鎖が出ています。幸い本校では、風邪やインフルエンザによる欠席者数は減少しています。
先週土曜日(1月26日)、摂津市教育フォーラムが開催されました。その講演会で、講師を務められた 一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO 理事長 島田 妙子 さんは、「人が人にも、モノにも、そして自分にもあたらない社会をめざしています。」と仰られ、素直な思いを言葉に出せる環境づくりの大切さや、人間が一番使ってしまっている怒りの感情をどうコントロールするか(アンガーマネジメント)などについて、自らの体験や具体的な例を交えながらお話しいただきました。
「感情は自分のもので、他人が自分を怒らせるのではなく、起こったのは自分であると考えること」「腹が立つことを我慢するのではなく、上手くやり過ごすことが大切」「子どもは大人の言うことは聞かないが、大人のするようにはする」私自身も反省させられ、今からでも自分を変えることができるのではないかなどと、いろいろ考えさせていただくことのできた講演でした。
講演の前には、三人の校長によるプレゼンテーションもありました。テーマは「学校の今とこれから〜学校が描く『学びの地図』とは〜」でした。実は、三人の校長の内の一人が私でした。このテーマを「学校はどこにある?」と解釈し、「味舌小学校の歴史や現状から、多くの方々の子どもの成長への願いを学校は家庭・地域とともに考える必要がある。現在、学校からの情報発信に努め、地域やPTAの皆様と協議する場づくり等に取り組んでおり、特に今後学校協議会の発展を通して、学校経営の充実を図りたい。」など、考えを述べさせていただき、最後に「学校は地域とともにある!」と締めくくらせていただきました。保護者、教職員など約200名の参加者の前で、学校経営についての考えを発表せていただける貴重な機会でした。ありがとうございました。