2019年6月13日木曜日

ふるさと味舌のよさを発見しよう!(令和元年6月13日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。6月ももう13日です。今月の折り返し点がやって来ました。まだ梅雨入りはしていませんが、湿気の多いこの季節、体調管理をしっかりしてください。昨日は、5年生が田植えをしました。田は道路沿いにありますが、ごみを投げ入れる人がいるそうです。農作業をする時に危険も生じます。ごみを捨てようとしている人を見かけたら注意してください。捨てる人ではなく、美しくする人になって欲しいです。

 さて、今日は皆さんに「ふるさと」の話をしたいと思います。私のふるさとは、香川県高松市です。父が生まれ育った場所であり、私は香川県生まれではありませんが、幼い頃より、休みの時には香川県をよく訪れ、私にとっては大切なふるさとです。

 大阪の私たちが住んでいるところは、ずっと昔は摂津の国と呼ばれていました。香川県は昔、何と呼ばれていたか知っていますか?今、「加賀の国」と言ってくれた人がいましたが、石川県の南部が昔、加賀の国と呼ばれていました。香川県は、讃岐の国、讃岐と呼ばれていました。聞いたことがある人は多いと思います。

 その讃岐の国で、讃岐三白(さぬきさんぱく)と呼ばれる三つの名産品がありました。色は白いものです。何だかわかりますか?うどんと言ってくれた人がいますが、うどんの色は白いけれども正解ではありません。答えは、砂糖、塩、綿です。昔はサトウキビを育て、砂糖を作り、海水を利用して塩田で塩を作り、綿花を栽培し、綿を作っていました。今では、サトウキビ畑はほとんどありませんし、塩田で塩を作ることもありません。綿花を栽培している光景もあまり見かけません。でも、香川県には他にも名産品や特産品がたくさんあります。さっき答えてくれたうどんは有名ですし、とてもいいところです。

 ところで皆さんにとって、ふるさとと聞かれたらどこを答えますか?今、そう聞かれていろいろな場所が思い浮かぶことと思います。できれば今住んでいるこの味舌小学校区も皆さんにとってのふるさとになってくれればうれしいです。そして、「ふるさと味舌」のよさをたくさん見つけて欲しいと願っています。