2019年8月1日木曜日

全体会講演から(令和元年8月1日)


 全体会講演の講師は、かつて毎日放送アナウンサーとして活躍され、今もフリーのパーソナリティとして、テレビやラジオによく出演されている 角 淳一 さんでした。

 ヤングタウン、夜はクネクネ、ちちんぷいぷいなど、パーソナリティを務めた人気番組が数多くある角さんですが、今日の講演で私の心にいくつかの言葉を刻んでいただきました。

 角さんのお母さんが角さんに言っていた「運命に負けるな」という言葉もその一つです。これも運命とあきらめることはよくありますが、起こったことは全て必然かもしれません。その中でどう生きるかが大切で、そう考えれば道は開けるのかもしれません。

 「仰げば尊し」のテープを流されました。卒業式でもあまり聴くことがなくなったこの曲ですが、恩人のこと、転機を与えてくださった人のことを忘れてはいけないと改めて思いました。けっして一人で生きてきたわけではないのです。いろいろな人の顔が浮かびました。

 そして「時の流れに身をまかせること」。浅田 真央 選手が現役続行か否かを悩んだ時に聴いていたのがテレサ・テンの曲だったそうです。悩んだ時は自分に正直に生きることが悔いを残さないことになるんだと思いました。

 人を育てる時には厳しさも必要。何がどういけないかをキチンと伝えることも大切です。校長の研修に角さんの講演。聴き終わるとピタッと当てはまりました。