2019年11月23日土曜日

味舌地区自主防災訓練(令和元年11月23日)

紅葉が青空に映え、美しいです。正雀駅前ふれあい広場において、味舌地区の自主防災訓練が行われました。たくさんの方が会場に集まり、訓練に参加されました。

もしもの時にはなかなか落ち着けません。思わず行動してしまいます。阪神淡路大震災の時には私は揺れとともに飛び起きて、タンスが倒れないようにタンスをおさえました。昨年の6月の地震の時には、校門で立っていたのですが、その時は両手両膝を地面について、揺れがおさまるのを待ちました。

どちらにも共通することは、私の行動を真似していた子どもがいたことです。阪神淡路大震災の時には私の長男が、昨年は登校してきた本校の児童が私の行動を真似ていました。

子どもは大人の言うようにはしないが、おとなのするようにはすると言われます。災害時の行動は命を守ることに直結します。だからこそ訓練で、大人は適切な行動を身につけなければならないのだと思います。

私は、阪神淡路大震災以来、防災訓練の大切さを改めて感じるとともに、学校での防災訓練のあり方をどう改善すべきかを考えてきました。真剣な大人の態度が子どもの命を守るのだと思います。

今日の訓練を見ながら、真剣に訓練に参加されている味舌地区の皆さんの背中こそが大切だと思いました。そしてそれを見ている本校の児童がいたことにも大きな意義があるのではないでしょうか。