2018年4月16日月曜日

RED FRIDAY(平成30年4月16日)


経験の浅い教職員の割合が全国的に増していますが、本校も例外ではありません。経験の浅さはフレッシュな気持ちや児童との距離が近いという点でのメリットはありますが、一方で経験値からの引き出しはけっして多いとは言えません。そこで経験の浅い教職員は、新規採用教員の初任者研修など、学校内外での研修に励んでいます。

本校では、10年経験者が中心となって、メンターチームの取組みを進めています。メンターチームとは、経験者がメンター(指導・助言する人)となってメンティ(指導を受ける人)にアドバイスを行うなどのシステムのことを言います。

その取組みの一つが「RED FRIDAY」、経験の浅い教職員の悩みに対して、経験を伝え、スキルアップを図る30分程度のミニ研修です。冒頭で私も5分程度の話をします。ちなみにこの研修は毎月第1金曜日に開催予定で、新年度開始の4月は3回開催します。46日の金曜日にスタートし、13日に第2回が行われました。

私の話の概要は、次のとおりです。

「新年度開始から、約2週間が経ちました。毎日の仕事に追われながらもあっと言う間に時間が過ぎているのではないでしょうか。皆さんに二つ、日々心がけて欲しいことを伝えます。一つはしんどい子どもの気持ちがわかる教員になる努力をすることです。身体がしんどい子どもの気持ち、勉強がわからない・できない子どもの気持ち、家庭で辛いことがあった子どもの気持ちに寄り添ってください。もう一つは、自分がやることについては先に自分から話すことです。これを説明と言います。やったことをどうなっているんや?と指摘され、後で話すことを言い訳と言います。自分から動くことが求められます。」
 最後にこの研修の名称ですが、金曜日に行われるのでFRIDAYですが、REDは燃える気持ちを表しているそうです。「熱い先生がいれば、子どもはもっと燃えるようになる!」