2018年8月30日木曜日
第50回連合水泳大会(北ブロック)(平成30年8月30日・閉会式挨拶より)
実はこのプール、25,6年前に改修されたのですが、当時私はこの学校に勤務していて、いくつかに分かれたプールの水槽をクレーンで吊るして、この場所にはめ込んだりする様子を3階の教室の窓から見ていました。また、初めて水を張ってこのプールに入った最初の人は私です。運動場の砂が底にたまっていたので掃除をするために入ったのですが、最初に入った生き物がプールの中にはいました。誰かが放り込んだのでしょうか、何とザリガニがいました。
最初に私が入ってから、たくさんの児童がこのプールで泳ぎ、思い出を作ってきました。そして、今日また新たにこのプールでたくさんの児童が泳ぎ、素晴らしい思い出を残しました。
今日、私が特に印象に残ったのは温かい声援です。最初の招集のアナウンスで出場する児童が立ち上がった時から「頑張って来いよ!」という声が各校から聞こえました。自分の学校の仲間が出ていないレースでは、同じ中学校区の学校を応援したり、他校への声援も聞かれました。他校へのエールは、エール交換の場面だけではなかったのです。この後、皆さんは運動会、修学旅行、卒業式など様々な経験を経て、来年4月には中学校へ進学します。多くの皆さんは、一中・三中へ進学すると思いますが、そこで一つになる日が楽しみになりました。
泳ぎの面では、皆さん力いっぱい泳いでいましたが、少し力の入り過ぎた泳ぎも見られました。酷暑を含め、様々な理由で十分に泳ぎ込むことができなかったことも理由の一つかもしれません。また、平泳ぎの種目へのエントリーが少なかったことも少し残念でした。平泳ぎの技術の向上も今後の課題だと思います。
結びに、本日このプールをお借りした摂津小学校の教職員の皆さん、ありがとうございました。また、市教研体育部の皆さんをはじめ競技役員として大会運営に携わっていただいた教員の方々、ありがとうございました。多くの皆さんに感謝します。競い合った他校の児童へ、そしてこの大会を運営してくださった皆さんへ、感謝の気持ちを込めて拍手を最後に送りましょう!
(写真は、摂津小学校にエールを送る本校6年生児童)