3年生が育てている鳥飼なすの世話を私も時々手伝っています。その姿を見て近隣の方からよく声をかけていただきます。
先日は花が咲いたり、実がなっているのをご覧になって、「親の意見となすの花は千に一つも仇はない。これからたくさん実りますよ。」と笑顔で話しかけてくださった方がおられました。
これまで両親や祖母、おじやおばからいろいろと教えられてきました。それに反発をしたこともありましたが、時間が経てば経つほど、教えの正しさやそこに込められた愛情がジワリとわかってきました。
「人は亡くなったから死ぬんではない。忘れられた時に本当に死ぬんだ。」「人は心の中に生き続ける。」
なすを見ながら、亡き人の顔や声、そして言葉を思い出し、大切なことは語り継ごうと思いを新たにしています。