今日の午前10時45分ごろ、認定こども園 正雀愛育園の子どもたち、そして園長先生はじめ引率の職員の皆さんが味舌小学校へ来られました。大地震の後の津波を想定した避難訓練でした。本校も訓練に協力させていただき、5年生児童がこども園の幼児と手をつないで、避難場所である南館3階へ誘導しました。短時間ではありましたが、大切な命を守ることを意識する有意義な訓練となりました。以下、南館3階へ避難する前に、子どもたちに私からした話の要約です。
『皆さん、こんにちは!さっき正雀愛育園の先生から、正雀愛育園から味舌小学校まで避難するのにかかった時間が15分9秒だというお話がありました。この時間は、遅いということはありません。地震の後の津波、川が氾濫して洪水が押し寄せて来るまでに、少し時間があります。大切なことは、情報をきちんと集め、慌てずに命を守る行動をとることです。正雀愛育園の皆さん、味舌小学校の3階まで上がれば大丈夫です。慌てないで、3階へ避難してくださいね。
5年生の皆さん!今、正雀愛育園の皆さんの手を握っています。握っているのは大切な命です。その大切な命を守るということをしっかり意識して、この訓練に臨んでください。東日本大震災の時にも、岩手県釜石市では、中学生が避難する姿を見て、小学生がその後を追って、みんなの命が助かった例もあります。5年生の優しさと真剣さが、たくさんの命を守ることにつながります。よろしくお願いします。』