2018年11月8日木曜日

未来の農業(平成30年11月8日)


 JA北大阪のご協力により、南支店の駐車場横の「人工光型植物栽培コンテナ」内の学童農園で、本校2年生がパセリ栽培に関わらせていただいています。コンテナを電車に見立てて塗装し、電車の窓の部分に本校2年生が描いた「未来の農業」の絵が展示されており、今日はその除幕式が行われました。

 「人工光型植物栽培コンテナ」での栽培は屋内なので季節や天候に左右されず、コンテナは置く場所さえあればどこにでも設置できます。さらには室内での水耕栽培であるため、除草作業や農薬散布も不要であり、まさに未来の農業です。温度調整をきちんとすれば、発芽率も高くなるそうで、年に何度も栽培・収穫することが可能です。災害時や異常気象時にも安定した収穫が可能であると、お話を聞いていて感じました。

 除幕式の後、コンテナの中を見学させていただき、待っている児童・終了した児童はJA北大阪の職員の方からパセリについて学ばせていただきました。赤い光を浴びて(パセリは赤い光を好むそうです。)、10月4日に苗を植え付けたパセリはかなり大きくなっていましたが、まだ食べられる時期ではないと職員の方が仰っていました。パセリの他にもレタスやイチゴの栽培が行われていましたが、この栽培実験が順調に進み、農業がさらに発展して欲しいと感じました。

 2週間後の11月22日に、コンテナ内で育ったパセリを2年生が収穫します。コンテナ内は一般開放されていませんが、児童の絵はご覧いただけます。皆様、ぜひご覧ください。