2019年2月12日火曜日

【訓練】大きな地震が発生しました!【20分休み】(平成31年2月12日)

 地震発生時の避難訓練を行うと教頭からのアナウンスがあり、20分休みにいろいろな場所で活動していた児童はまず揺れが収まるのを待ちました。私は運動場へすぐに出たのですが、数人の児童から質問されました。「これ訓練?」「何で20分休みに?」それらを聞いて、この訓練は成功だと思いました。以下、全員が運動場の真ん中に避難してきた時に私がした話です。


 阪神淡路大震災、まだ皆さんは生まれていませんでしたが、この地震は早朝午前5時46分に発生しました。8年前の東日本大震災は午後2時46分。まだ児童の多くは学校にいる時間でした。そして、96年前に発生した関東大震災は午前11時58分。ちょうどお昼ご飯を作る時間帯だったので、地震の後火災が発生しました。このように地震はいつ発生するかわかりません。そこで今日は20分休みに地震が発生することを想定して訓練を行いました。

 皆さんにはとにかく命を守る行動をして欲しいです。大切な大切な命です。ずっとずっと昔から受け継がれてきた命なのです。皆さんにつながる人々が命を大切にしてきたからこそ、今、命があり、未来のために皆さんもその命をしっかり守ってください。

 慌てず避難できましたが、残念だったことはポケットに手を入れたまま避難して来た人がいることです。そんなことをしていると転びやすく、転んでも手をうまくつくことができません。そのことが他の人のけがを招いたり、時には命を失うことだってあるかもしれません。

 命を守るために最善の、つまり、今できる一番いい方法を常に考え、実行してください。災害に負けず、しっかり生きることが大切です。