朝から雪が舞ったり、雨が降ったり寒い一日となりました。今、私は用事があって学校におりますが、廊下は冷蔵庫の中のように寒いです。児童がおらず、静かなので寒さを余計に感じるのかもしれません。
寒さと暖かさを繰り返しながら、だんだん春に近づいていく様子を「三寒四温」という言葉で表すことを見ることがあります。実際にはこの言葉は、シベリア高気圧の寒気が七日周期で弱まったり、強まったりしていく様子を表すもので、中国の北東部や朝鮮半島での典型的な気象現象のことを言うのだそうです。さらにこの言葉は冬の季語で、本来は立春以降には使わないそうです。
梅の花も咲き始めました。寒い日が続きますが、来週になると暖かくなる予報も出ています。確実に春は近づいてきているのだと思います。そういう意味では暖かい日が少しずつ多くなるという「三寒四温」はその響きも含めて、これから三月ごろまでにぴったりの言葉のような気がします。こんなふうに言葉の使われ方って変化していくのかもしれませんね。