今日は、近畿小学校体育研究大会大阪市大会に参加しています。午前の全体会での記念講演の講師は腰塚勇人さんでした。腰塚さんは元中学校の保健体育の教師で、今から17年前にスキー中の事故で大きなけがをされ、事故当時は首から下が全く動かない状態でした。しかし懸命のリハビリを行い、右半身や下半身に障害は残りましたが、4か月後に三年生の担任として復帰されました。退職後は命の大切さを伝える『命の授業』を各地で行っておられます。
講演の中で、私の心に残った腰塚さんの言葉はたくさんあります。「誰かのドリー夢(ム)メーカーになれているか?自分自身のドリー夢メーカーに自分がなれているか?」「助けては言ってもいい言葉。絶望の中にいても命と未来は残っている。」「発信は発進。気持ちを伝え、受け止めてもらえることは、生きる喜び、生きる力。」「みんな誰かの大切な命。」「夢があるから強くなれる。夢は今を生きる力。」「頑張れは辛い言葉。一緒に頑張ろうと覚悟を持って伝えよう!」「言葉は自分で選べる。言葉は自分で変えられる。言葉が言刃にならないように。」
約90分間の話は、自分自身の命の大切さを改めて感じ、たくさんの大切な人の顔を思い出させてくれました。
研究授業、全体会での基調提案、分科会、研究大会は夕方まで続きます。