2018年4月26日木曜日

継続は力なり(平成30年4月26日・朝会にて)


今日、3年生は遠足で服部緑地に出かけます。昨日も皆さんに話しましたが、マナーを守って、さすがは味舌小学校の3年生と言われるように行動してきてください。

さて、今日はスポーツに関係ある話をします。昨日の一年生を迎える会で、私の好きなスポーツはバスケットボールだと児童会の人が紹介してくれましたが、以前ミニバスケットボールチームの指導も行っていました。その時の教え子の一人に、大阪エヴェッサの今野翔太(こんのしょうた)選手がいます。彼はプロのバスケットボールプレイヤーになって12年目のシーズンを今、戦っています。入団した頃は、なかなか試合に出場できませんでしたが、努力を続け、今ではチームの中心選手として活躍中です。オールスターゲームにも出場したことがあります。

今野選手からこんな話を聞いたことがあります。「小学校の頃、教えていただいたことは今でも大切です。ドリブルの基本やディフェンスの基本はいつまでたっても必要なことです。外国から入団する選手も練習の中で基本を大切にしています。」小学生の頃にやっていた基本練習は、プロの練習の中にも一部あるそうです。

「継続は力なり」という言葉があります。続けることは大切だという意味ですが、今野選手は、バスケットボールを続け、バスケットボールの基本を大切にし続けてきました。皆さんは、毎日学校で学んでいます。小学校で学ぶことは、これから大人になっていくための基礎・基本です。ずっとずっと使うものを毎日学んでいます。授業の一時間ずつを大切に続けて学んでください。そして学んだことをしっかり使い続けてください。

2018年4月25日水曜日

ありがとう!(平成30年4月25日・一年生を迎える会にて)


児童会役員の皆さんのおかげで、一年生を迎える会を楽しく進めることができました。休み時間などを使って一生懸命準備をしてくれていました。

それなのに、全体的に少し残念なこともありました。それは前に立つ役員の人たちが何度も「静かにしてください!」と言わなければならなかったことです。私は20回目まで数えましたが、そこからは数えるのを止めました。

たくさんの人が集まる時には、いつも以上に静かにしなければなりません。小さな物音でもそれが一つになると騒がしくなってしまうからです。ずっと前のことですが、たくさんの小学校が集まってホールでコンサートをしていた時に、騒がしい学校があって、指揮者の人が帰ってしまったことがありました。たくさんの人が集まって、何かを見たり聴いたりする時は静かにすること、これはマナーなのです。マナーを守れる人になって欲しいです。

さて、挨拶は魔法のことばというお話を始業式ではしましたが、「ありがとう」もその一つです。今日は、6年生が練習の成果を発揮して、大縄跳びの技をいろいろ見せてくれました。練習では、縄が体に当たって痛い思いをした人もいましたが、よく頑張りました。6年生、ありがとう!

1年生はまだ慣れない中で、一生懸命歌を練習して、みんなに聴かせてくれました。ありがとう!

そして、2345年生の皆さん、○×クイズの時は、騒がしかったですが、6年生の大縄跳びや1年生の歌の時は、しっかり見て聴いて、いい雰囲気を作ってくれました。ありがとう!
さらには、最初に紹介した児童会役員の皆さん、今日の準備のために時間をかけてくださった担当の先生方、今日の迎える会を成功させるためにいろいろな人が努力しています。最後に、この体育館に集まったすべての人にありがとうの拍手を送りましょう!「ありがとう!」

2018年4月24日火曜日

頑張っていました!(平成30年4月21日・第1児童センター式典から)


421()、よく晴れた朝、第1児童センターの創立30周年記念式典に出席しました。式典後に開催される「児―センまつり」を楽しみに、たくさんの児童が来場していました。式典を通して、職員の方々が取組みを粘り強く続けてこられたこと、人と人とのつながりを大切にしてこられたことに素晴らしさを感じました。

30年という時間は過ぎてみればあっと言う間ですが、何かをその間続けることはとても大変なことです。また、来館者は331日までで、のべ822,857人だそうですが、摂津市の人口のおよそ10倍の数になります。この中で、たくさんのふれあいや「和」が生まれてきたことと思います。紹介されたエピソードにはジーンとくるものがありました。かつての私の教え子との再会もありました。

この日、味舌小学校の児童の姿もたくさん見ることできました。式典ではセンターのリコーダークラブの記念演奏もあり、クラブに入っている本校児童もリコーダー演奏に頑張っていました。その様子から、私の心はさらにさわやかになりました。

2018年4月20日金曜日

おはようございます!(平成30年4月20日)


始業式は49日でした。早いもので、1学期も2週間が過ぎました。季節は春から初夏へと移ろうとしています。参観、懇談には、保護者の皆様におかれましてはお忙しい中、多数ご来校いただきありがとうございました。

さて、私は始業式で、幸せになる方法として、挨拶をすることを児童に勧めました。そして、今、私も幸せを実感しています。朝、児童の登校の様子を正門で見守っているのですが、気持ちの良い挨拶をしてくれる児童がたくさんいます。「おはようございます!」の声から、元気ややる気をもらっています。

児童の登下校に当たっては、たくさんの方々がいろいろな場所で、安全・安心を願って見守り活動を行っていただいています。その方々に、日頃の感謝の意も込めて、気持ちの良い挨拶をぜひ行ってください。そうすれば、幸せいっぱいの味舌小学校区づくりに、大いに貢献できるのではないでしょうか?

2018年4月18日水曜日

全国学力・学習状況調査(平成30年4月17日)


学力とは何か?これまで様々な議論がなされてきました。学校教育法では学力の3要素が次のように規定されています。①「 基礎的・基本的な知識・技能の習得」、「これらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力など」、「主体的に学習に取り組む態度」(学校教育法第30条第2項)

今日、小学6年生と中学3年生を対象に全国学力・学習状況調査が実施され、本校6年生も調査に参加し、1限から5限まで、学力調査や児童質問紙に取り組みました。調査の内容ですが、国語と算数ではA区分とB区分の問題があり、Aは上記の学力の要素①について問う「主に知識・技能に関する問題」、Bは学力の要素②について問う「主に活用力に関する問題」です。理科(3年に一度の実施)については①と②を一体的に問う問題です。児童質問紙は、学習意欲や学習方法を含め、生活の諸側面等に関する調査で、学力の要素③に関係するものです。

 この調査で得られた結果をもとに、国ではこれからの学習指導要領の内容や様々な教育施策の検討・実施に、府や市などの教育委員会では確かな学力の定着や向上のための方策の検討・実施に、そして学校では、一人ひとりの子どもたちが「できた!わかった!」という喜びを感じることができる授業づくりや熱中没頭して学べる学習環境づくりに取り組みます。味舌小学校でももちろん取り組んでまいります。

 調査結果は例年8月末に学校へ返ってきますが、今年はもう少し早く返却できるようにしたいと文部科学省の方がニュースでは仰っておられました。調査結果は児童への評価としての側面もありますが、指導改善の資料としての側面もあります。少し先にはなりますが、調査結果をしっかりと生かしたいと考えています。

 6年生児童の皆さん!一日お疲れ様でした!

2018年4月16日月曜日

RED FRIDAY(平成30年4月16日)


経験の浅い教職員の割合が全国的に増していますが、本校も例外ではありません。経験の浅さはフレッシュな気持ちや児童との距離が近いという点でのメリットはありますが、一方で経験値からの引き出しはけっして多いとは言えません。そこで経験の浅い教職員は、新規採用教員の初任者研修など、学校内外での研修に励んでいます。

本校では、10年経験者が中心となって、メンターチームの取組みを進めています。メンターチームとは、経験者がメンター(指導・助言する人)となってメンティ(指導を受ける人)にアドバイスを行うなどのシステムのことを言います。

その取組みの一つが「RED FRIDAY」、経験の浅い教職員の悩みに対して、経験を伝え、スキルアップを図る30分程度のミニ研修です。冒頭で私も5分程度の話をします。ちなみにこの研修は毎月第1金曜日に開催予定で、新年度開始の4月は3回開催します。46日の金曜日にスタートし、13日に第2回が行われました。

私の話の概要は、次のとおりです。

「新年度開始から、約2週間が経ちました。毎日の仕事に追われながらもあっと言う間に時間が過ぎているのではないでしょうか。皆さんに二つ、日々心がけて欲しいことを伝えます。一つはしんどい子どもの気持ちがわかる教員になる努力をすることです。身体がしんどい子どもの気持ち、勉強がわからない・できない子どもの気持ち、家庭で辛いことがあった子どもの気持ちに寄り添ってください。もう一つは、自分がやることについては先に自分から話すことです。これを説明と言います。やったことをどうなっているんや?と指摘され、後で話すことを言い訳と言います。自分から動くことが求められます。」
 最後にこの研修の名称ですが、金曜日に行われるのでFRIDAYですが、REDは燃える気持ちを表しているそうです。「熱い先生がいれば、子どもはもっと燃えるようになる!」

2018年4月12日木曜日

出会いと別れ(平成30年4月12日・離任式にて)


味舌小学校の皆さん、おはようございます。今日はこの3月まで、皆さんがたくさんお世話になった先生方が、皆さんにお別れのご挨拶に来てくださいました。後ほど皆さんに、お一人ずつからお話をしていただきますが、今日、お仕事の都合などで、お越しいただけなかった先生方からも「皆さんによろしくお伝えください。」との伝言をいただいています。

人と人が初めて会うことを出会いといいますが、出会いはいつもわくわくするものです。これからどんなことが待っているのか楽しみな気持ちでいっぱいになります。でも、出会いは別れの始まりともいわれますが、いつかは別れる日がやってきます。一緒に過ごせる時間の長さはいろいろですが、必ず別れの日が来ます。だからこそ、毎日の生活の中で、出会いの時のわくわくの種を大切にして、大きく大きく育ててください。
では、それぞれの先生との思い出を振り返りながら、感謝の気持ちでお話を聞いてください。

2018年4月11日水曜日

スクールソーシャルワーカー(平成30年4月11日・給食集会にて)


味舌小学校の皆さん、おはようございます。今日から給食がスタートします。私も楽しみにしています。この後、給食集会で給食を安全に、そして楽しく食べるためのお話があります。しっかり聞いてくださいね。

さて、今日から毎週水曜日と金曜日に味舌小学校で勤務されるスクールソーシャルワーカーの 中倉 知子(なかくら ともこ) 先生を皆さんに紹介します。

ところで皆さんは、スクールソーシャルワーカーがどんな仕事をするのか知っていますか?スクールは学校、ソーシャルは社会、ワーカーは働く人という意味ですが、学校のことをよく知っていて、学校に関わる人が困った時にいろいろなところへつないでくれて、どうしたらいいかを一緒に考えてくださるのが、スクールソーシャルワーカーです。皆さんだけでなく、おうちの人や先生たちも、困った時に相談できます。つまり、困ったことの解決のための元気をくれる仕事をしておられます。

2018年4月9日月曜日

幸せになる方法(平成30年4月9日・始業式にて)


はじめまして!四月から味舌小学校の校長として着任しました前馬 晋策(まえば しんさく)です。よろしくお願いします。

 学校はみんなが幸せな気持ちになる場所になって欲しいと願っていますが、みなさんは幸せになる方法を知っていますか?誰もができて、誰もが温かい気持ちになれるもの、それは挨拶です。

 出会った時の「おはようございます」や別れる時の「さようなら」。人を怒らせてしまったり、失敗してしまったりした時の「ごめんなさい」。何か助けてもらったりした時の「ありがとう」。そんな挨拶からお互いが仲良くなったり、心が通い合ったりするきっかけが生まれます。

 みんなが笑顔で、みんなにとって味舌小学校が今日も明日も行きたくなる学校であることを願っています。話をしっかり聞いてくれてありがとう!

まっすぐに!しなやかに!たくましく!(平成30年4月6日・入学式にて)

 1年生の皆さん!ご入学おめでとうございます。私は校長の 前馬 晋策 (まえば しんさく)と申します。どうぞよろしくお願いします。

ところで皆さんが今日から通う学校の名前を知っていますか?そう!味舌(ました)小学校です。ましたの「ま」は、まえばの「ま」、ましたの「し」は、しんさくの「し」です。えっ?「た」ですか?うーん、何でしょうか?そうだ!「た」のしい学校を私やここにいる学校の先生たちと皆さんで一緒に作りましょう!

保護者の皆様、本日はお子様のご入学まことにおめでとうございます。これから6年間、味舌小学校でお子様をお預かりします。

味舌小学校では、児童を「ま」っすぐに、「し」なやかに、そして「た」くましく、育てることができるよう教育活動を行ってまいります。「ま」っすぐには、目標を持って一歩ずつ進めるように、また、ルールを守れるようにという願い、「し」なやかには、ポキッと折れずに様々な困難に立ち向かえるようにという願い、「た」くましくには仲間とともに元気に学校生活を楽しんで欲しいという願いを込めています。そんな人づくりを皆様とともに取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ご来賓の皆様、公私ご多忙の折、本校入学式にご臨席賜り、まことにありがとうございます。学校、家庭、地域・関係機関のトライアングルで子どもたちを温かく包み、一人ひとりの可能性をしっかり伸ばしたいと考えております。何卒、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

では、一年生の皆さん、月曜日から元気に味舌小学校に来てくださいね。最後にもう一度言います。ご入学おめでとうございます。