2019年2月28日木曜日

「九九」が「苦苦」にならないように(平成31年2月28日)

 自治会の方、民生児童委員の方、福祉委員の方等に、2年生児童の「九九」を聞いていただく時間を3時間目に設定しました。3年生の七輪体験と同様に、地域コーディネーターが中心になり、児童が地域の方々とふれあい、学ぶイベントです。児童は、少し緊張しながら、覚えた「九九」を聞いていただきました。ありがとうございました。

 私も小学2年生の時に学んだ九九が今も役立っています。学んだことを活用するという意味では、何十年も私の生活の中に九九は根付いています。まだきちんと覚えきれていない児童もいますが、しっかり覚えて「一生の宝物」にしてくださいね。

 お風呂で何度も九九を父親に聞いてもらっていたことを思い出します。我が子が「お父さん、聞いて!」と覚えた九九を暗唱したり、「問題出して!」とランダムに九九の問題を出すことを求めたりした光景も懐かしいです。

 覚えたことを聞いてもらうということは、「九九」を「苦苦」にしないための素晴らしい方法だと思います。今日は地域の方に聞いていただきました。2年生の皆さん、どんどん大人に聞いてもらいましょう!私も聞きますよ!

2019年2月27日水曜日

20分休み(平成31年2月27日)

 私にも小学生時代がありました。ずいぶん前のことですが…。5年生の4月でした。それまで毎日楽しみにしていた2時間目と3時間目の間の20分休みが突然なくなりました。ドッジボールをしたり、砂場で遊んだり、とにかく学級の仲間と思い切り遊んだ休み時間が、20分から10分に短縮されたのです。

 その後のことです。担任の先生に20分休みを復活して欲しいと訴えました。新任だった担任の先生は動いてくれました。長い会議の末に20分休みは復活しました。ただし、休み時間が終わっても教室に戻らなかったり、次の授業の準備をしない児童が増えてきていたことが問題になって、20分休みをなくすことになったそうで、ルールをきちんと守ることが復活の条件だったのです。

 頑張りました!そして、その後私は児童会会長に立候補しました。声を取り上げてくれた担任の先生のおかげで、学校全体のことを考えようと思いました。そして、将来、学校の先生になりたいとこの頃思ったのでした。運命の出来事や出会いは、その時にはわからないものです。だからこそ日々を大切にしたいですね。

2019年2月26日火曜日

おはようございます!(平成31年2月26日)

    毎朝、正門に立っていて登校する児童の顔を見ていると様々な変化に気がつきます。「昨日と比べて元気だなあ。」「あれ?いつも一緒に来る友達と今日は別々。どうしたのかな?」「いつもと来る時間が違う。」「マスクをしているけど、風邪をひいたのかな?」

 できる限り「おはようございます!」とともに声をかけるようにしています。「連絡帳を持っているけれど、誰が休みなの?」「今日は張り切っているね。何を頑張ろうと思っているの?」「この前の朝会で発表頑張ってたね!」

 いつものように朝が来るけれど、朝は毎日新しい。ワクワクする一日の始まりを大切にしたい。そう思っています。学校が近づくにつれ、早足になる児童、駆け足になる児童。期待と希望をふくらませる学校づくりに取り組む力を毎朝もらっています。(正門前の歩道から門の方へ渡る時は一度ストップして左右を見てから渡ってくださいね。)

2019年2月25日月曜日

「菜の花」咲いてます!(平成31年2月25日)

 今日は穏やかないい天気です。気温は現在、15℃を上回っているようです。うるおいの庭の「菜の花」がきれいに咲いています。これから3月にかけて私たちを楽しませてくれることでしょう。

 「菜の花」とは、アブラナ科アブラナ属の花の総称で、一般的にはアブラナやセイヨウアブラナの花のことをさすようです。アブラナ科アブラナ属には、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなどが属しているとのことです。

 本校で咲いているのはどうやら「セイヨウアブラナ」のようです。花は自分からは名乗りません。でも、調べてみると花のいろいろなことがわかります。仲間のこと、よく似た花との違い、食べられるかどうかということ、いつ日本にやって来たのか等々。春が一歩ずつ近づく毎日、花のこと、植物のこと、調べてみませんか?

2019年2月23日土曜日

大阪府教育コミュニティづくり実践交流会(平成31年2月23日)

午後からは天満橋のドーンセンターで開催された大阪府教育コミュニティづくり実践交流会に参加しました。第三中学校生徒会がスマホの取組みについての報告者として、そして地域コーディネーターで本校の学校協議会会長の榎谷さんがパネルディスカッションのパネリストとして登壇されました。

教育コミュニティづくりは、共有、共感、協働とともに、わかりやすく、参加しやすいことがポイントだと感じました。三中の皆さん、榎谷さん、お疲れ様でした。

ともに生きるつどい(平成31年2月23日)

市民文化ホールで開催された『ともに生きるつどい 〜多文化コミュニケーション〜』には本校の『ウォンギ子ども会』も参加し、チャングの演奏を披露しました。

国際化社会が進展する中、自国に誇りを持つと同時に他国を尊重し、ともに生きる文化を作らねばなりません。しかし、様々な紛争や差別が絶えません。

まず知ること、そして触れること。さらには交流することが大切です。私も日本の文化を外国人に紹介したことがありますが、間違った知識や偏見を持つ方も少なくありません。また、私自身ももっと外国を知る必要があると感じます。

一つの世界(ワンワールド)は、小さな交流の積み重ねから実現するものかもしれません。

2019年2月22日金曜日

暖かい日に温かい気持ち(平成31年2月22日)

 2月22日は「猫の日」だそうです。「にゃん にゃん にゃん」と語呂合わせでこの日に決めたと聞いています。さて、今日2月22日は、穏やかで暖かい日が帰ってきました。太陽も優しく輝く2時間目は2年生、3時間目は1年生がマラソン大会に臨みました。今日もたくさんの保護者にお越しいただきありがとうございました。一生懸命走る子どもたちへの温かい声援に私の心も温かくなりました。

 また、以前このブログでも体育の講演で腰塚先生のお話を聴かせていただいたことを紹介しましたが、今日、突然、腰塚先生が本校を訪ねて来られました。驚きましたが、うれしいサプライズでした。偶然、PTA会長、教育センター所長も学校に来られていましたので、一緒にお話を伺いました。信じることの大切さ、自己受容が人には必要なこと、頑張れを言うなら一緒に頑張ろうと言おう、心の波を静めよう、笑顔は笑顔を生む、など、短い時間でしたが、たくさん学ばせていただきました。ありがとうございました。さらに心が温かくなりました。

2019年2月21日木曜日

たくさんの人に支えられている(平成31年2月21日)

 昨日とは打って変わって冷たい風が吹き、気温もあまり上がらない今日の午前中。3,4時間目、3年生は「七輪体験」、4,6年生は「マラソン体験」に臨みました。

 火は人の暮らしには不可欠です。しかし、火を直接扱うことは日常生活の中では少なくなっています。マッチを擦ったことのない児童もたくさんいる中で、3年生児童にとって、今日の体験は貴重なものだったのではないでしょうか。また、4,6年生は真剣に走ることに取り組み、今日も大正川河川敷を疾走する味舌小学校児童の姿を見ることができました。

 七輪体験には地域コーディネーター、自治会長、民生児童委員など多くの方にお越しいただき、子どもの体験の機会を作っていただきました。マラソン大会には多くの保護者の皆さんからの応援をいただきました。ありがとうございました。学校、家庭、地域で児童を支えていることを改めて感じることができました。

 児童の皆さん、毎日の生活をふりかえってみてください。多くの人があなたを支えてくれていることに気づくのではないですか?

名前を大切に(平成31年2月21日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。昨日は3月下旬か4月上旬を思わせる暖かい一日でした。そのせいか街の中で見かける梅の花が一気に開いてきたように感じます。皆さんは梅の花を知っていますか?白や赤、ピンクの花が咲き、たくさん咲いているところではほんのり甘い香りが漂います。実は、梅の花と味舌小学校には深い関係があります。味舌小学校の校章は梅の花をデザインしたものなのです。

 さて、梅の花が咲く頃、私は私の祖父のことを思い出します。思い出すと言っても、母が中学生の頃に亡くなった祖父ですので一度も会ったことがありません。ではなぜ思い出すかというと祖父の名前が「梅太(うめた)」だからです。梅の花の咲く頃に生まれたから梅太なのか、庭に梅の木があったから梅太なのか、今となってはわかりません。でも祖父が生まれた時に、いろいろな思いや願いを持って名付けられたのだと思います。

 皆さんにも名前があります。一人ひとりの名前には由来があり、健やかな成長への願いが込められていることでしょう。どうか皆さん、自分の名前を大切にしてください。そして、周りの人の名前も大切にしてください。お互いが持つ一つの大切なものを大切にし合ってください。そんな味舌小学校であることを願っています。

2019年2月20日水曜日

疾走!大正川河川敷(平成31年2月20日)

 3月下旬並みの最高気温を記録している今日、大正川河川敷で、3年生、5年生の「マラソン大会」を行いました。堤防の上、橋の上からたくさんの保護者の方々の応援をいただきました。ありがとうございました。

 大正川には、ヒドリガモ、マガモなど、たくさんのカモが渡ってきていますが、3年生、5年生の児童にはカモを観察している余裕はなかったかもしれません。走る前のキリっとした顔。走った後の安堵と満足とを感じさせてくれる顔。いい表情をたくさん見ることができました。

 「一斉に走るのだから順位は付きます。競争です。でも他の人に勝つ前に、まず自分に勝ってください。最後までキチンと同じペースで走るぞ!ゴールまで一生懸命走るぞ!自分の目標をきちんと決めて、チャレンジしてください。それが自分に勝つことです。期待しています。」こんな話を走る前に児童にしました。

 一生懸命走る姿は、見ていてうれしかったです。走る姿勢を良くすれば、もっともっと速く走れるのではないでしょうか。明日は4年生、6年生が大正川河川敷で、また明後日は1年生、2年生が本校運動場で「マラソン大会」を行います。楽しみです。

2019年2月19日火曜日

☆チャレンジ・スタディ☆(平成31年2月19日)


    主体的に学びに向かう態度を養うことの必要性は、次期学習指導要領の総則にも示されています。自ら学んだことは、広がりと豊かさをもたらし、人とのつながりや生活場面での活用にもつながるはずです。

 本校では、全学年でチャレンジ・スタディに取り組んでいます。学ぶテーマを児童自らが決定し、家庭学習に取り組みます。学びの参考になるものを校内1階の廊下に掲示しています。来校された際には、ぜひご覧ください。この学びが継続し、日々の生活がさらに充実し、学びへの意欲が向上することを願っています。

2019年2月18日月曜日

樹木剪定作業(平成31年2月18日)

 清掃の時間、1年生の教室を訪れました。みんな楽しそうに掃除に励んでいました。ほうき、ちりとり、ぞうきん。最近、家で使う機会が減っている掃除道具です。しかし、それらを使っての掃除を笑顔でやっているのでした。「ぞうきんはこうやってしぼるんですよ。」「机を運ぶ時に引きずるとごみも一緒に引きずってしまうよ。」私は、そんなことを言いながら、1年生の掃除の様子を見ていました。笑顔で行う掃除は、きっと笑顔の教室につながることでしょう。

 本校にも他の学校と同じく、たくさんの樹木があります。多くの樹木は本校校務員が剪定しますが、一部の木は専門業者がその作業を行います。冬の剪定は春に備えて行うと聞いています。朝は冷え込みましたが、日中は太陽が元気に顔を出してくれて、気温も12℃前後まで上がったのではないでしょうか。まだまだ寒い日が続きますが、春は確実に近づいてきています。

2019年2月15日金曜日

解散(平成31年2月15日)

仲良く、楽しく、にぎやかに!6年生の遠足が先ほど終わりました。疲れたけど、面白かった!と言いながら帰る児童が多かったように思います。

私も高いところから落下したり、クルクル回ったり、びしょ濡れになったり…。6年生児童の誘い(?)で、いろいろ体験できました。

帰途へ(平成31年2月15日)

4時間園内で楽しく仲良く過ごしました。これから学校へ戻ります。15時半、学校で解散予定です。

懐かしいけどスッカリ変わった…(平成31年2月15日)

両親に連れられて小学校低学年の頃、何度かひらかたパークに来たことを思い出しています。人気アニメのショーを見に来たり、菊人形を見に来ました。その頃はモンキーランドがあり、たくさんの猿を飼育していたのですが、その名残で、リスザル、レッサーパンダ、プレーリードッグなどが飼育されているのでしょうか?懐かしいけど、スッカリ変わってしまいました。

6年生児童は元気です。乗り物から乗り物へと走り回っています。

思い出づくり進行中(平成31年2月15日)

グループで活動中!思い出たくさんつくってます! 『校長先生、一緒に乗ろう!』声をかけてくれた男子のグループとお化け屋敷に入り、乗り物に乗りました。そろそろ昼食どきです。弁当を広げるグループも出てきました。

到着(平成31年2月15日)

すごい人です。今日は13の小学校が遠足でひらかたパークを訪れています。間もなく班行動開始です。

移動中(平成31年2月15日)

6年生の『お別れ遠足』です。モノレール、京阪電車でひらかたパークへ移動中です。車内では静かです。電車を待つマナーもキチンとできています。

2019年2月14日木曜日

安全な学校にするために(平成31年2月14日)

 以前、私が廊下を歩いていて、突然後ろから児童にぶつかられたことがあります。ぶつかった児童は「危ないやん!」と少し怒った表情でした。「よそ見しながら、しかも走っていたからぶつかったんだよ。」そう言ったのですが、不満そうな顔をしていました。私は「廊下は右側を歩いて移動するものです。みんながルールを守って欲しいなあ。」とその児童に伝えました。

 小学校内で起こる事故は、授業中や休憩時間に発生するものが多いと聞いています。また、休憩時間に発生した事故の発生場所は、廊下や階段という場合が少なくありません。昨年12月に実施しました学校評価アンケートにおいても、5,6年生児童に学校生活を楽しくするための考えを自由記述してもらったのですが、その中に「廊下を走らないようにする取組みが必要だ。」というものがありました。児童もわかっているのです。廊下を走れば危険。危険な学校は楽しくない。安全な学校にしたいと願っているのです。

 2年1組の児童が2年生の教室へ向かう階段や廊下に「ろうかを歩こう!」と書いたものをはっています。何とかしたいと思ってくれています。注意書きをはってくれた人が、率先して廊下を歩いて欲しいです。啓発は言葉だけではなく、行動も必要です。期待しています。

2019年2月13日水曜日

本日、『ノーチャイムデー』実施中!(平成31年2月13日)

 さっき1年生の教室をのぞくと担任が「今日は、ノーチャイムデーです。チャイムを鳴らさない日です。今日の予定をきちんと見て、時計を見ながら生活しましょう!」と児童に話していました。本校では、本日、『ノーチャイムデー』を実施します。

 ノーチャイムデーの取組みは、以前勤めたことがある学校でも実施していました。初めは時計のないところで遊んでいて、授業が始まっても教室に帰ってこない児童もいましたが、続けているうちに授業が始まる5分前には教室に帰ろうとしたり、常に時計を意識して行動したりするなど、自ら計画的に行動する態度が育ってきたように感じました。その学校では、中庭には時計がなかったのですが、中庭でなわとびをする児童から「中庭にも時計が欲しいです。」と要望があり、時計を設置しました。

 昨日、近隣の自治会の方からプールの時計が止まっているとご指摘を受け、すぐに時計を動かしました。ありがとうございました。教室の時計はもちろんですが、運動場から見える時計も今日は活躍してくれることでしょう。時間に追われるのではなく、時間をうまく使う人に児童が成長して欲しいと願っています。

2019年2月12日火曜日

【訓練】大きな地震が発生しました!【20分休み】(平成31年2月12日)

 地震発生時の避難訓練を行うと教頭からのアナウンスがあり、20分休みにいろいろな場所で活動していた児童はまず揺れが収まるのを待ちました。私は運動場へすぐに出たのですが、数人の児童から質問されました。「これ訓練?」「何で20分休みに?」それらを聞いて、この訓練は成功だと思いました。以下、全員が運動場の真ん中に避難してきた時に私がした話です。


 阪神淡路大震災、まだ皆さんは生まれていませんでしたが、この地震は早朝午前5時46分に発生しました。8年前の東日本大震災は午後2時46分。まだ児童の多くは学校にいる時間でした。そして、96年前に発生した関東大震災は午前11時58分。ちょうどお昼ご飯を作る時間帯だったので、地震の後火災が発生しました。このように地震はいつ発生するかわかりません。そこで今日は20分休みに地震が発生することを想定して訓練を行いました。

 皆さんにはとにかく命を守る行動をして欲しいです。大切な大切な命です。ずっとずっと昔から受け継がれてきた命なのです。皆さんにつながる人々が命を大切にしてきたからこそ、今、命があり、未来のために皆さんもその命をしっかり守ってください。

 慌てず避難できましたが、残念だったことはポケットに手を入れたまま避難して来た人がいることです。そんなことをしていると転びやすく、転んでも手をうまくつくことができません。そのことが他の人のけがを招いたり、時には命を失うことだってあるかもしれません。

 命を守るために最善の、つまり、今できる一番いい方法を常に考え、実行してください。災害に負けず、しっかり生きることが大切です。

2019年2月11日月曜日

三寒四温(平成31年2月11日)

 朝から雪が舞ったり、雨が降ったり寒い一日となりました。今、私は用事があって学校におりますが、廊下は冷蔵庫の中のように寒いです。児童がおらず、静かなので寒さを余計に感じるのかもしれません。

 寒さと暖かさを繰り返しながら、だんだん春に近づいていく様子を「三寒四温」という言葉で表すことを見ることがあります。実際にはこの言葉は、シベリア高気圧の寒気が七日周期で弱まったり、強まったりしていく様子を表すもので、中国の北東部や朝鮮半島での典型的な気象現象のことを言うのだそうです。さらにこの言葉は冬の季語で、本来は立春以降には使わないそうです。

 梅の花も咲き始めました。寒い日が続きますが、来週になると暖かくなる予報も出ています。確実に春は近づいてきているのだと思います。そういう意味では暖かい日が少しずつ多くなるという「三寒四温」はその響きも含めて、これから三月ごろまでにぴったりの言葉のような気がします。こんなふうに言葉の使われ方って変化していくのかもしれませんね。