2020年1月31日金曜日

千里丘小学校研究発表会(令和2年1月31日)

 千里丘小学校の校章です。味舌小学校のものと似ていると思いませんか?遠くから見ると違いがわかりにくいですが、本校の校章は梅の花の中心部が「味舌」となっていますが、千里丘小学校のものは「味」の部分はそのままで、「舌」の部分が「千小」となっています。何故よく似ているかと言うと、こんな歴史があるからです。

 昭和25年に味舌村が味舌町となると同時に、味舌町二番目の学校として千里丘小学校が開校し、それまで味舌小学校に通っていた味舌上と千里丘の児童が千里丘小学校に通うことになりました。ですから、味舌小学校から分離する形で開校したのが千里丘小学校ということで、両校には深い縁があるのです。(味舌小学校沿革:https://www.city.settsu.osaka.jp/shougakkou/mashita/shoukai/8136.html

 今日はその千里丘小学校で研究発表会が開催されました。主な研究内容は、国語科の説明文の読解と特別支援教育ということで、本校の研究と重なる部分もたくさんありました。私は来週の本校の研究発表会(https://www.city.settsu.osaka.jp/material/files/group/17/kennkyuuhappyoukai2jiannnai.pdf)のこともあり、大変興味深く参加させていただきました。

 摂津市内の公立小中学校は全校が研究発表会や公開授業研究会を行っています。児童生徒の確かな学力をはじめとする生きる力を育むため、各校研究に励んでいます。今日も千里丘小学校から学びと刺激をいただきました。各校の発表は、他校の学校力を伸ばすことにもつながっているのだと思いました。

2020年1月30日木曜日

4月が楽しみ!(令和2年1月30日・令和2年度新入生説明会にて)

本日お集まりの保護者の皆様、おはようございます。入学式は4月ですので、まだまだ早いですが、入学おめでとうございます。本校校長の前馬と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は毎年、1年生との出会いを楽しみにしています。今年度の1年生も現在、学校に慣れ、毎日を楽しく過ごしています。校長室前の廊下を1年生が掃除しているのですが、頑張ってきれいにしてくれています。1年生にとっては、校長は何をしている人なのかよくわからない存在のようで、校長室の中を興味深そうに覗いています。「校長先生、ここで暮らしているの?」「水道や冷蔵庫があるから暮らせるね!」などと言っています。どうか、お子さんにお伝えください。私にも家があり、家から学校へ通っていますと(笑)。

 とにかく好奇心旺盛でどんどん吸収する1年生ですが、小学校へ入学すると多くの児童が「子ども帰り」するように思います。もちろんもともと子どもではあるのですが、保育所や幼稚園、こども園などでは年長児としてしっかり頑張っていたわけです。そのことは、私が以前教育委員会で勤務してきた時にいろいろな保育所や幼稚園を回って、しっかり見てきました。それが、急に何もできない子どもになってしまうことがあります。

 これは小学校にも責任があります。就学前の保育・教育施設で頑張ってきたことをさらに発展するスタートを切らねばなりません。給食や掃除の場面などで、手伝うことが多過ぎるかもしれません。限りない未来があり、無限の可能性を秘めた新入生の力をさらに、さらに伸ばすため、4月よりお子様を預かります。ご意見、ご要望をいただきながらより良い教育をめざしてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

2020年1月29日水曜日

700!(令和2年1月29日)

一昨日から昨日未明にかけての強風で、体育館前の玄関マットがプールの近くまで飛ばされていました。風の影響でガタガタと音がし、私は何度も目が覚めました。飛ばされたマットは、昨日の昼休みに2年生児童が元に戻してくれました。ありがとう!

 一昨日から特別教室のエアコン設置工事が始まりました。授業などに支障がないように工事を進めますが、図工室を機材や工具の置き場とするため、工事終了までは図工室を使用することができません。設置工事は2月14日までを予定していますが、若干伸びる可能性もあります。

 0系新幹線は初代の東海道新幹線の車両です。摂津市の新幹線公園に車両が展示されていますが、私の父が国鉄に勤務し、新幹線開業時は鳥飼基地にいましたので、とても懐かしいです。現在、東海道・山陽・九州新幹線では、N700系、N700A系が主力の車両として活躍しています。もう700系は引退するんですね。3月8日がラストランというニュースを見ました。新幹線の車両もどんどん新しくなっています。

 700と言えば、コンビニエンスストアで700円くじというのを何度か見たことがあります。700円以上購入するとくじを引けるというもので、前にお茶が当たったことがあります。なぜ、700円以上なのでしょうか?コンビニの売り上げ単価の平均が3年前の数字ですが、610円ということで、もう少し何かを買えばくじが引けるので、売り上げを伸ばそうということがねらいのようです。

 さて、700という数字に因む話題をなぜ紹介したかと言うと、今日のこの投稿が「700投稿目」だからです。たくさんの方にこのブログをご覧いただいていることが励みになっています。ありがとうございます。

2020年1月28日火曜日

お帰り!青空さん!(令和2年1月28日)

 朝は風が冷たく、寒く感じましたが、太陽と青空が戻り暖かく感じる午前中でした。一年生がチューリップの観察をしている時、青い空が校舎の白に映えて、美しかったです。

 午後からまた曇り始めました。掃除の時間に一年生児童が「校長先生、また雨になるで!」と教えてくれました。せっかく戻ってきた青空さん、もう去ってしまうんですか?

 お昼休みの児童会行事、「味舌ギネス」は先日の低学年に続いて今日は中学年。低学年はドッジビー投げを競いましたが、今日は新聞の上に載せたピンポン玉を運ぶリレーです。体育館は熱気に包まれています。

2020年1月27日月曜日

何でこんなに寒いんですか?(令和2年1月27日)

 2枚の写真はどちらも体育館の入口付近から撮ったものです。上の写真は午前11時19分、下の写真は午後3時35分にそれぞれ撮りました。どちらもどんより曇り空。今日はとうとう太陽は出てきませんでした。時折、雨が激しく降ったり、強い風が吹いたりする一日でした。

 昼休みに校長室の前を通った児童に質問されました。「何でこんなに寒いんですか?」確かに寒いし、寒く感じる日でもありました。児童が登校してから帰るまで、ほとんど気温が同じで、8℃から10℃ぐらいでした。明日はもう少し気温が高くなりそうですが、それでも朝と昼の気温はほぼ同じで寒く感じる日になるかもしれません。とにかく今日は、太陽のありがたさを感じる一日でしたね。

2020年1月26日日曜日

大好きなスポーツを見つけてね!(令和2年1月26日)

 U-12(ミニバスケットボール)の摂津市体育協会杯の大会が鳥飼小学校で開催されました。男女それぞれ4チームずつになり、トーナメント大会が行えるようになりました。熱戦が繰り広げられ、応援する保護者の方も大きな声援を送っておられました。

 最近ではスポーツの分野として「eスポーツ」も取り上げられますが、とにかく大好きなスポーツを子どもたちには見つけて欲しいと願っています。

 スポーツを「すること」「見ること」「支えること」「知ること」を通して、いつまでも楽しんで欲しいです。支えてくれる人がいるからこそ楽しめることも知って欲しいですね。とても楽しい一日でした。

2020年1月25日土曜日

あれから3年半…(令和2年1月25日)

 新しいゲームアプリ「ポケモンGO」の日本での配信開始は4年前の7月のことでした。歩きスマホの危険性が問題となり、ポケモンを求めて街中を歩くこのアプリでの遊びによって、夏休みに子どもの事故が発生しないかと心配しました。

 当時、市教委事務局に勤務していましたが、終業式に合わせて、保護者向けに啓発文書を出しました。テレビや新聞でも、このことは取り上げられたのをよく覚えています。

 それから3年半が経ちました。当時ほどではないかもしれませんが、ポケモンは相変わらずの人気です。そして、スマホの問題はさらに深刻化しています。

 「ながらスマホ」の問題で言うと、自転車に乗りながらの通話、メール、ゲームなど、危険な場面をよく見かけます。

 そして、SNSに関わってのトラブルは増加しています。見知らぬ人とつながってしまい命の危険にさらされてしまうケースや友人間でのトラブル、個人情報の漏洩など、様々な問題が生起しています。

 スマホは便利です。ものすごい勢いで広がり、私にとってもスマホやタブレットは生活必需品になりました。しかし、使い方をキチンと考えなければ大変な世の中になってしまいます。

 本校では今年度、市教委事務局指導主事、NTTドコモからの講師、人権擁護委員にお越しいただき、2度、高学年児童を対象に啓発講習を行いました。しかし、これだけでは十分とは言えません。保護者や地域の皆さんともこれからのことをさらに考えていきたいと思っています。

 ところでポケモンGOもスタートした頃とはずいぶん変わっているようです。ポケモンの身につけている技に「ひっさつまえば」というのがあることを知り、笑ってしまいました。

2020年1月24日金曜日

学ぶっておもしろい!(令和2年1月24日)


 3時間目に校内を巡回しました。そして、2年で算数の九九の復習をしている様子、4年生で外国語(英語)を学んでいる様子、そして5年生で百分率の使い方を算数の少人数指導で学ぶ様子などを見ました。

 昨年もこのブログで書きましたが、九九を学ぶ姿を見ると自分自身の小さい頃を思い出します。必死で2年生の時に覚えたことは懐かしい思い出です。英語では、学校のいろいろな部屋や場所の名称を英語ではどう表現するかを学んでいましたが、その中で校長室(the principal's office)も出てきました。テキストに描かれている校長室の校長先生は太っていてひげを生やしていました。表すものによって、百分率を使ったり、歩合を使ったりすることを学んでいましたが、児童がしっかり質問したり、考えを述べていて感心しました。

 学びっておもしろいなあと回っていて改めて思いました。小学校の頃のワクワクしながら学んだ日々の楽しさが、私の場合、将来教員になろうという考えを育んだのだと思います。小学校での学びを大切にしたいです。

2020年1月23日木曜日

はちみつと地球温暖化(令和2年1月23日・朝会にて)

 おはようございます。朝から激しい雨です。登校の時、濡れませんでしたか?私は校門のところに立っていて、ずいぶん濡れてしまいました。皆さん、風邪をひかないでくださいね。

 うるおいの庭の柵や花壇のところで遊んでいて、大きなけがをした人がいます。柵や花壇は、遊ぶものではありません。いろいろ危ないことをする人もいると聞いています。安全のこともよく考えて行動するようにしてください。早くけがが治ることを願っています。

 さて、今日の話は「はちみつ」についてです。先日、友人から小さな瓶に入ったはちみつをもらいました。そのはちみつですが、百貨店に行った時に同じものを売っていたので、値段を見るとびっくりするぐらい高い値段でした。そして、その時、日本でのはちみつの生産量が減っているという話を思い出しました。それはなぜなのでしょうか?

 はちみつは「養蜂家」(ようほうか)といって、ミツバチを飼う人がミツバチを野に放って、みつを集めたものをさします。最近、レンゲやクローバーの畑が減っていて、そのためにはちみつの生産量が減っているのだと思っていました。田んぼや畑がずいぶん少なくなっていますからね。ところが、それだけではなくて、例えば学校の桜の満開の時期が依然と比べて早くなっていることも関係しています。他の花も咲く時期が少しズレてきていますが、養蜂家やミツバチからすると、計画通りに行かなかったり、あれ?花がないぞ!と困ってしまうのです。

 そして、たくさんの雨が長く降ることが多くなったことも原因の一つです。一昨年も昨年も豪雨が日本の各地に大きな被害をもたらしましたが、雨が降ると活動できないミツバチにとっては長雨、大雨はみつを集める活動ができません。

 また、野生のシカやイノシシが増えているそうですが、野山の草や木をたくさん食べてしまい、花が咲かなくなってしまうこともあるそうです。これは雪があまり降らなくなって、野生動物にとってエサが少なく、活動ができない冬の時期が過ごしやすくなっていることが原因とも言われています。

 このように見てくると、はちみつの生産量が落ちてきていることが、あることと関係していることがわかるのではないでしょうか。そう、地球温暖化と関係していると言えそうです。こんな身近な生活にも環境の問題は影響しているのです。

 はちみつが安く買えるためだけでは、もちろんありませんが、日本の、そして世界の人々が安心して暮らせるよう、地球温暖化を食い止めるために、私たちができることを日々の暮らしの中で行っていかなければなりません。何ができるのか、皆さんよく考えてみてくださいね。

2020年1月22日水曜日

研究発表会まであと15日!(令和2年1月22日)

 緊張感が増してきました。本校では、昨日も6年生で公開授業へ向けた事前研を行いました。今日は、全体会での研究報告のプレゼンテーションのチェックを行いました。児童に学ぶ力を育むことが、研究・研修の第一の目的です。しかし、そのための教員の力量向上も重要です。研究発表会は、そのための素晴らしい機会です。令和2年2月6日(木)、ぜひ味舌小学校へお越しください。(https://www.city.settsu.osaka.jp/material/files/group/17/kennkyuuhappyoukai2jiannnai.pdf

2020年1月21日火曜日

So Happy Day(令和2年1月21日)

 全学年がEnglish Dayの英語にふれるイベントを体験しました。今年はオリンピック・パラリンピックが東京で開催されますが、そのことに因んだブースもありました。ある学年の児童に「English Day、どうでしたか?」と質問すると「すごくよかった!」と笑顔で返事。「どこがよかったの?」と質問すると「英語ばっかりやったところ!」との答えでした。それでいいのです!English Dayは英語のシャワーを浴びる日なのですから。

 本校のALTのドン先生、昨年の本校のALTのケイト先生がどのALTも大ハッスルの中で、さらに頑張ってくれていたように感じました。ALTの皆さん!ありがとうございました!

SETTSU TARO(令和2年1月21日)


 昼休み、体育館で映画(?)「SETTSU TARO」が上映されました。この映画の制作はALT、出演者はALT、そして校長と教頭です。内容は、ALT版桃太郎ですが、鬼との戦いの結果は全く違うものになっています。校長はおじいさん、教頭はおばあさんの役です。約120人の児童が上映会に参加し、ずっと英語で展開されるストーリーでしたが、笑いの渦が巻き起こっていました。

お昼の放送は英語で!(令和2年1月21日)

 お昼の放送は、English DJ!ALTによる英語での曲の紹介、給食のメニュー紹介です。今日の味舌小学校の天気は晴れ。しかし、「英語のシャワー」が降っています。

Let's start “English Day”!(令和2年1月21日)

 楽しい一日になりそうな予感!市内五つの中学校区に配置されているALT(外国語指導助手)が全員本校に集合しました。今日は、English Day。朝は児童を出迎えてくれました。児童もワクワクしています。

2020年1月20日月曜日

大きくなりました!(令和2年1月20日)

 本日、第一中学校で公開授業が実施され、授業参観後、今後の小中学校合同での取組みについて、授業を中心に協議しました。第一中学校区の3校(一中、摂津小、味舌小)のほぼすべての教員が集まり、今後の小中一貫教育について意見交換ができたことは素晴らしいことだと思いました。日頃から、担当者の交流や事務職員の連携は行われていますが、その内容がさらに共有され発展し、一中校区が一つの学園となることを私は夢見ています。

 今日は1年生の授業を参観したのですが、小学校卒業から10か月が経ち、落ち着いて授業を受ける様子に「大きくなったなあ!」と喜びを感じました。体も大きく成長しているのですが、成長はその態度や姿勢にも表れています。心身ともにさらに、さらに大きくなることを願っています!

2020年1月19日日曜日

いいお天気の中、一中校区クリーン大作戦!(令和2年1月19日)

 昨年は雨模様で少し寒い中での一中校区クリーン大作戦(https://mashita-principal.blogspot.com/2019/01/31120.html)でしたが、今年は晴天に恵まれ、一中校区の幼児からご高齢の方まで、たくさんのご参加をいただきました。

 各自治会から一中まで、ごみを拾いながら集合し、そのごみを分別し、ぜんざいを食べ、体育館では吹奏楽の演奏や自転車・自動車の運転シミュレーターの体験、鉄道模型や実際に走るミニ列車を楽しむなどの催しがありました。

 私は、一中へ集まって来られた皆さんに「おはようございます!ありがとうございます!」とお声掛けしていたのですが、逆に「ご苦労様です!ありがとうございます!」との声をいただきました。街もクリーンですが、心もクリーン!さわやかな気持ちになりました。参加者の皆様、準備いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

2020年1月18日土曜日

発信と教育(令和2年1月18日)

 摂津市教育フォーラムに参加しました。2校の校長からの取組み報告とキャリア教育についての講演の2部構成でした。

 保護者、市民、教職員など250名近くが収容可能なコミニュティプラザのコンベンションホールは満員でした。

 私も昨年この場で経験させていただきました(http://mashita-principal.blogspot.com/2019/01/31128.html?m=0)が、校長からの発信はとても大切であり、今日の内容は私にとっても大変参考になるものでした。

 また、明星大学の波田野特任教授のご講演はこれからの生き方を考え、これからを生きる子どもたちに必要な力を考える上で大変興味深い内容でした。これからのキャリア教育を実践する上で、発信と反応、そして教育が重要ですが、一方的ではなく発信に対する反応でよりよく変化することや、教育は協育や共育、さらには今日育になることの必要性をまとめで仰っておられました。

 発信は一方通行にならないように、常に双方向性を考えること、保護者や地域の方とともに教育を創ることを常々大切に考えていますが、今後もその軸がぶれないように頑張りたいと思いました。





2020年1月17日金曜日

阪神・淡路大震災から25年(令和2年1月17日・地震を想定した避難訓練にて)

 阪神・淡路大震災が発生してから今日で25年が経ちました。25年は長い歳月です。25年前の今日、もちろん児童の皆さんはまだ生まれていませんし、まだ生まれていなかった先生もいます。時間が経てば、いろいろなことが忘れられていきます。しかし、地震の恐ろしさを忘れてはいけません。そこで今日、避難訓練を行いました。

 大地震の前の夜、私は親戚のおじさんを訪ね、一緒に夕食を摂っていました。その時、テレビで速報が流れました。和歌山県や兵庫県での小さな地震の速報でした。「最近地震が多いね。どこかで大地震が起きるかもしれないね。」速報を見ながら、そんな話をしていました。そして、帰宅後、私は雑誌の大地震に関する特集の記事を読みながら、やがて寝てしまいました。

 その翌朝、午前5時46分52秒のことです。ゴーっという音とともに、大きな揺れを感じました。その時私は「本当に地震が来た!」と思いました。まさか自分のところに大きな地震が来るとはそれまで思ってもみませんでしたが、どこにおいても地震はいつ何時、起こってもおかしくないのです。それが明日なのか、1年後なのか、10年後なのかはわかりませんが、必ず私たちが住んでいるところでも大きな地震は発生するのです。

 だから「備える」のです。今日の訓練もその一つです。また、日頃から様々な準備をしたり、どこへどのように避難するかを考えておくのです。その備えは、真剣に、よく考えて行うことが大切です。そして、備えが十分であるならば、あわてる必要はありません。もしもの時には、落ち着いて行動しましょう。そして、何より皆さんにはしっかり生きて欲しいのです。大切な命を一人ひとりがいただいています。自分も周りの人も大切にしながら、その命を守ってください。

 「地震は起こるかもしれない」「だから備えをきちんとする」「しっかりした備えがあるなら慌てずに行動できる」「命を大切に生きよう!」今日、私が皆さんに伝えたかった話です。やったことのないこと、知らないことは、急にはできません。訓練を通じて、もしもの時にもしっかり生きてください。それが私の願いです。

2020年1月16日木曜日

叶った夢はありますか?(令和2年1月16日)

 またまた4年生に関係のある話です。今日の20分休み、私は4年生の教室や廊下にいました。その時に一人の4年生女子児童から質問されました。「これまでに叶った夢、ありますか?」私は考えました。もちろん叶った夢はたくさんあります。小学生のころからの夢だった教員になることができ、今に至っています。でもどれを答えていいのかがわからなかったので、「たくさん叶いました。」と答えました。すると、「叶えたい夢はありますか?」と次の質問が飛んできました。また迷いました。何を答えるかについてです。小さな夢から大きな夢まで本当に夢はたくさんあるからです。そこでこう答えました。「幸せになりたいなあ。」それに対してその児童は、「今、幸せでしょ!幸せをちゃんと見とかなあきませんよ!」と私に言いました。

 校長室へ戻ってから、このやりとりをふりかえり、なるほどなあと思いました。「働くことができて、毎日生きていることを実感できるこの貴重な時間に感謝することを忘れているかもしれない。」「今を幸せと感じ、その幸せを広げたり、伝えたりしなければならないなあ。」何気ないやりとりから日々の幸せを思い出させてくれました。

 そんなことを考えながら廊下へ出ると、違う児童からの質問です。「校長先生、何歳ですか?」「150歳!」と答えると、「そんなに歳とってるわけないやん!80歳か70歳ぐらいと違うん?」との返事。「もっと若いって!」と私が言うと、「50歳か40歳ぐらい?」と大幅に数字がダウンしました。「実は20歳や!」と私が言うと、「それはあり得へん。」と児童は笑いながら去っていきました。

2020年1月15日水曜日

10歳は半分大人?(令和2年1月15日)

 4年生シリーズ(笑)教室だけではなく、廊下にもいろいろ掲示しています。「終わりではなく始まりです‼︎」私はいつも「出口は次への入り口」と考えています。6年生はあと2か月と少しで卒業しますが、小学校の卒業は中学への入学につながっています。物ごとの終わりは必ず何かの始まりです。

 半分大人かどうかは、よくわかりません。民法が改められ、令和4年度からは18歳からを成人とすることになりましたが、今は20歳からなので、10歳になる4年生は数字の上では半分大人かもしれません。

 大人って、しっかり自分自身の責任を自覚しながらも、子どもの純粋な気持ちも時には持てるというものではないでしょうか。今に悩んだら初心に戻り、頑張ることができるのが大人の力だと思います。

 だからこそ、しっかり子どもである今を生きて欲しいと思います。毎年毎年を、毎日毎日を、夢を持ちながら、一生懸命生きて欲しいです。

 5年生として頑張るのも、人生で1度しか5年生を経験できないからだと思います。大人になるためには、2度と戻らない毎日を大切にしなければならないのではないでしょうか。

 4年生の教室や廊下、いろいろ考えさせてくれます。

2020年1月14日火曜日

当たり前のことを当たり前に!(令和2年1月14日)

 以前、バスケットボールのレフリーを頑張っていた頃に、大先輩からよく言われました。「当たり前のことを当たり前にやれ!」この時は、常に走れ!とか、ルールの学習を怠るな!とか、選手の気持ちに寄り添え!などのことだったのですが、ついついさぼったり、忘れたりしてしまうことがあります。当たり前のことを当たり前にやることは、小さなことでも続けることにつながります。

 今日、4年生の教室で見つけた「当たり前のことを当たり前にする」という言葉を見て、大先輩の顔が浮かびました。4年生の児童だけでなく私も、何事も続けて頑張らねばと気持ちが引き締まりました。

2020年1月12日日曜日

ウルトラセブン(令和2年1月12日)

 ウルトラマンやウルトラセブンは私がまだ小学校低学年の頃に放映されていました。ヒーローと怪獣の対決というよりも重いテーマが背景にあり、小学生には難しかったような記憶があります。

 先日、ウルトラセブンの脚本を手がけた方の訃報に新聞で接しました。改めて、ウルトラマンやウルトラセブンには社会へのメッセージがあったのだと知りました。

 ウルトラマンシリーズは今も子どもたちには大人気ですが、単なる戦いや破壊のドラマでないことを願います。かつてのウルトラマンやウルトラセブンは、再放送でその価値が増したように思います。今のウルトラマンは再放送することよりも新しいものを次々と生み出すことに重きを置いているように感じるのは私だけでしょうか?

2020年1月11日土曜日

心に残る風景(令和2年1月11日)


 昨年12月16日から宇高航路のフェリーの運行が休止されました。宇高航路とは岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市の高松港を結ぶ航路のことで、昭和63年4月に瀬戸大橋が開通するまでは国鉄(昭和62年からはJR四国)の宇高連絡船を多くの人が利用していました。

 私もその一人で、父の出身地の高松へ行く時には特急うずしおか急行鷲羽で宇野駅まで、東海道新幹線の岡山までの延伸後は岡山で快速に乗り換えて宇野駅まで行き、連絡船を使っていました。

 宇高航路にはフェリーもあり、以前は夜もフェリーが運行されていましたが、利用客の激減は止まらず、運行休止に至ったのです。

 目を閉じれば、高松港を発着する連絡船やフェリーの姿が浮かびます。父が小さい頃遊んだ高松港は小豆島をはじめ橋で結ばれていない島へ向かうフェリーは残っていますが、以前のような活気はありません。

 父が亡くなりもうすぐ3年。父と訪ねた場所はどんどんその姿を変えていきます。プロ野球の近鉄バファローズファンだった父と行った日生球場、藤井寺球場、さらには大阪球場も西宮球場も今ではありません。

 校長室には旧の味舌小学校を写した航空写真もあります。様々な経緯もあり、街は姿を変え、古いものはなくなり、新しいものが生まれます。父が亡くなってからの短い期間にも、ご近所では建て替えや改修、マンションの自転車置き場の改修など、自宅近辺の景色がずいぶん変わりました。

 生きているのは誰にとっても今です。その瞬間瞬間というものはとても尊いもののように感じます。難しいことですが、心のアルバムにたくさん残しておきたくなります。

2020年1月10日金曜日

冷たい風を吹き飛ばせ!(令和2年1月10日)

 今、市役所から学校へ戻りました。朝から校長会ともう一つの会議が昼食を挟んでありました。長い会議は疲れますが、児童の笑顔や元気な声にふれると元気になります。

 朝、校門で児童を迎えている時、今日は風が冷たいなあと感じました。市役所からの帰り道でも冷たさを感じました。帰ってきた時、受付員から「校長先生、おかえりなさい。今日は風が冷たいですね。」と言われましたが、校長室の前を通る児童の表情や話し声から心も温かくなりました。

 そして、書類を鞄から出したり、机の上のパソコンを開いたりしていると、運動場からものすごく楽しそうな声が聞こえてきました。すぐに運動場へ出てみると5年生が長なわとびを学級で行っていました。回数を数えていますが、数はそんなに伸びません。しかし、失敗を責めるわけでもなく、笑ったり、励ましたり、いい雰囲気です。

 味舌小学校、心がほっこりする学校です。

2020年1月9日木曜日

保健室から…(令和2年1月9日)

 昨日の午後から私はマスクを着用しています。時折、咳が出ることがその理由ですが、昨日1年生児童から質問されました。「校長先生、なぜマスクをしているんですか?」答えようとすると、答えを言う前に「予防ですね!わかりました!」と先に自分で納得。他の1年生が同じ質問を私にすると「これは予防のためです!」と説明してくれていました。数人に説明した後、「明日もよろしくお願いします!」と礼をして帰っていきました。

 さて、今日の保健室のベッドは全部空いています。風邪やインフルエンザが流行しやすい季節がやって来ました。今日も熱を出して休んでいる人もいます。早く元気になってくださいね。しんどいと保健室のベッドで休まなければならなかったり、欠席しなければならないほどしんどいという人がいたり、そんな状態は辛いです。元気な味舌小学校でこの冬を乗り切りたいですね。

2020年1月8日水曜日

教室に児童が帰ってきた〜!(令和2年1月8日)

 始業式の後、児童は各教室へ!ネズミのイラスト(それ以外のものもありますが…)に迎えられ、三学期の学級活動がスタート!児童の元気な声が響いています。「始まった!」と実感します。

あきらめない心(令和2年1月8日・三学期始業式にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。令和2年、2020年、ねずみ年が始まってから今日で8日目、三学期の始業式の日を迎えました。新しい年、皆さんはこんなことを頑張ろう!とか、目標を決めましたか。最初に目標を持つことはとても大切なことです。

 私は二学期の終業式で「今度こそ初日の出を見るぞ!」と皆さんにお話ししたので、今年はしっかり見てきました。(https://mashita-principal.blogspot.com/2020/01/211.html)最初は、自宅近くのマンションの上の階に上がって見ようかとも思いましたが、勝手に入ってはいけません。そこで、モノレールの駅へ行ってみることにしました。皆さんも知っているように、モノレールの駅は高いところにあるからです。家から近い駅に行きましたが、建物が邪魔になって見えそうにありません。そこでモノレールに乗って、南茨木の駅のホームへ降りてみると、良く見える場所が見つかりました。今年最初の日の出を見ながら、気持ちも新たなものになっていくような気がしました。初日の出を見てよかったです。

 さて、今年私が頑張ることですが、これは今までにも心がけてきたことです。それは何でも絶対にあきらめないということです。何かを決めたら、実現へ向けて努力します。私の教え子の大阪エヴェッサの今野翔太選手は、バスケットボールが上手になりたいという思いで、あきらめず子どもの頃から努力を続け、プロの選手になりました。そして、プロになってからも最初はなかなか試合に出ることができませんでしたが、あきらめず努力を続け、今はスターティングファイブ(先発選手)に名前を連ねるなど、チームの中心選手です。彼もあきらめない心を持っています。

 あきらめた時点で、夢の実現への道は閉ざされます。夢をあきらめないということは何かを続けるということでもあります。私も夢の実現へ向かって、自分が決めたことは必ず続けていきます。絶対にあきらめません。皆さんも、あきらめないという強い心を持って、毎日何かを続けてください。期待しています。

2020年1月7日火曜日

冬休み最終日は雨☔(令和2年1月7日)

 12月25日から始まった2週間の冬休みも今日が最終日。天気はあいにくの雨です。この季節の雨は、よけいに冷たく感じます。明日から三学期が始まりますが、今のところの予報では児童の登校時間に雨が降りそうです。新学期の朝、お日様とともに児童を迎えたいのですが…。

 さっき驚いたことがあります。校長室の扉を開けて廊下へ出ようとすると、目の前をものすごい勢いで駆け抜けたものがいます。猫でした。どうやら玄関から入り込んで来たようですが、私と鉢合わせし、職員室前を通って中庭へ逃げました。爪が廊下には引っかからないので、校長室前から直角に曲がる時、壁にぶつかっていました。私も驚きましたが、猫はもっと驚いていたようです。初ビックリ!でした。

2020年1月6日月曜日

みかんの思い出(令和2年1月6日)

お正月、冬休みと言えば「こたつ」。そして、こたつの上には「みかん」。私はあまりみかんが好きではなかったのですが、それでも小学生の頃は、毎日数個は食べていたように思います。

こたつを出さなくなってずいぶん経ちます。こたつに入ったままうたた寝してしまうということもなくなりました。

恥ずかしい話ですが、今日みかんを盛っているの見て「懐かしい!」と思ったのですが、何日も前から盛っていたとのこと。

「風邪ひかんようにみかん食べて、ビタミン摂りや!」と小さい頃、母がよく言っていました。今もそんな思いで置いてくれているのだと思うと申し訳なくなりました。

2020年1月4日土曜日

今朝の味舌小学校(令和2年1月4日)

 年末年始の機械警備で、学校内立入禁止は昨日まで。今朝から管理人配置も再開し、体育施設の開放も始まっています。

 学校の様子を見に2時間ほど学校へ。体育館を利用されている方がおられましたが、静かな学校でした。

 三学期の始業式まであと4日。今日は穏やかで暖かいです。

2020年1月3日金曜日

残り88日(令和2年1月3日)

新しい年がスタートしたばかりですが、年度で言えば、三学期は終わりのシーズンです。明日から88日で今年度は終了です。

日本はもちろん中国でも「8」はとても縁起の良い数字だと言われています。「8」に「発」の意味がかけられているそうですが、中国で2008年に開催された北京オリンピックは、8月8日の午後8時8分に始まりました。

日本では「8」を表す字が「八」、終わりが末広がりということで、この数字が好まれます。また、欧米では「8」は復活を意味する数字とも言われていますし、「∞」と「8」が似ていることから無限を意味する数字とも言われています。

仕事始めの日は、暦から今年は6日ですが、本来は4日であり、明日から施設開放などはスタートします。明日は始まりの日です。始まりの日が「残り88日」のスタートの日です。「末広がり」のエンディングのスタート、次年度へ向けての新たな出「発」の準備の期間、短い日数ですが「無限」の可能性を秘めている「88日」。やる気が出ます!

2020年1月2日木曜日

こんな時間が必要?(令和2年1月2日)

車が空いていたのは昨日の朝だけだったようです。今日はエキスポシティ方面は車がたくさん。反対方向もショッピングモールへ向かう車が列をなしています。

体調回復のため、ゆっくり外を歩いています。カルガモもバンも元気そう。この池は夏には蓮の花がきれいに咲きます。

鳥を見ていると心が安らぎます。こんな時間もたまには必要かな?

2020年1月1日水曜日

元旦の街の様子(令和2年1月1日)

約1時間半の「初日の出ツアー」から戻りました。以下、雑感です。

・車が少ない。(毎朝の渋滞がウソのよう!)
・ハトもカルガモもなぜかキチンとしてるように見える。(近所の池で泳ぐカルガモはキチンと並んで泳いでいました!)
・今日もお仕事の方がたくさんおられる。(モノレールに乗れるのも働いていただいているからこそ。ありがとうございます!)
・いつもは誰もいない静かな神社に人がたくさんいた。(火を焚いているまわりにはたくさんの人が!一晩中神社におられたのですね!お疲れ様です!)
・まだ、車が連なるところまではいきませんが、近所の大型ショッピングモールには車が続々と。(福袋が大人気と聞いたことがありますが…。モノレールの駅からも人がそちらへ向かって歩いています!)
・太陽は動いている。(厳密には地球が動いているのですが、じっと太陽を見ていると上っていくのがよくわかりました!)
・空気がきれい?(車の少なさも影響しているのでしょうか?この季節、空気の乾燥もありますが今朝は特に景色が美しい!)
・近所の犬はお正月も関係なし。(やっぱり今日も吠えられた!)
・私の元気がかなり戻ってきた。(くしゃみが何度も出ましたが…。驚いて振り返った方、ごめんなさい!)

さあ!始まりましたよ〜!(令和2年1月1日)

令和2年がスタートしました。終業式で「今度こそ初日の出を見るぞ!」と子どもたちに宣言(https://mashita-principal.blogspot.com/2019/12/1224_24.html?m=1)したので張り切っていましたが、自宅からはなかなか見ることができません。

そういうわけで、モノレール宇野辺駅まで初日の出を見に来たところ、「あれ〜⁉︎」。そうです。角度的にちょうど工場で見えません。

そこで、モノレールに一駅乗ってみました。しかし、車中ではマンションなどに遮られてよく見えません。

降車し、南茨木駅のホームの一番前(門真市駅方向に向かって)でやっと出てくる太陽を見ることができました。

元日からのささやかな努力です。私が写真を撮っていると他のお客さんも初日の出を撮っておられました。

では、これから歩いて自宅に戻ります。車も少なく、空気も澄んでいる元日の朝を楽しみながら帰ります。皆様、今年もよろしくお願いいたします。