2018年10月31日水曜日

読書週間!本にふれよう!(平成30年10月31日)

 10月27日から11月9日は「読書週間」です。これは、若い人、特に子どもに本を読む習慣を身につけさせようと、1947年から始まった取組みで、現在は読書運動推進協議会が主催しています。

 本屋さんがどんどん減っている状況です。若い人の活字離れが危惧されています。でも紙に印刷された本からの学びは、想像と創造を生み出します。小説の舞台を実際に訪れると主人公が向こうからやってくるような気がします。図書室で調べた動物を実際に動物園で見た時、親しみと驚きでいっぱいになります。

 学校の図書室へ行こう!街の図書館へ行こう!そして、本にふれよう!本を読んで、人生を豊かにしよう!

2018年10月30日火曜日

『実り』の秋(平成30年10月30日)

 
 中庭で1年生が「いも掘り」をする声が聞こえました。手でさつまいものまわりを掘っています。「みみずおった〜!」「幼虫が出てきた〜!」悲鳴(?)や歓声とともに作業が進んでいます。わたしに見せてくれたいもは小さいものから、大きなものまで!

 「手が汚れた!」「なかなか大変やった!」との児童の声が聞こえました。「実りの秋」といいますが、秋は様々な農作物の収穫があるということを意味するだけではありません。「実り」には「努力してよい結果を得ること」という意味があります。

 5年生の稲刈りの時にも児童に話しましたが、収穫までには大きな苦労があり、その苦労を経て収穫の喜びを味わうことができます。私は何度も見ました、この暑い夏!羽田教頭が1年生の畑の草むしりをしている姿を!さつまいもの苗を植えてから今日までの間に、児童が知らないところでの努力があり、今日の喜びがあるのです。

2018年10月28日日曜日

『大好き!』が大切!(平成30年10月28日)

 日曜参観(文化祭)の後、午前11時から行われた味舌小学校PTAカーニバル。冒頭、私からは、「カーニバルというのは、感謝するお祭りです。例えば、農作物の収穫や季節に対してです。今日のこのカーニバルは、PTAの皆さんはじめ、多くの方々に感謝するお祭りにしましょう。ありがとうの声が溢れる時間にして欲しいです。」と児童に呼びかけました。

 その後、3年前まで世界的に有名なサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」に「縄跳びアーティスト」として所属され、現在は愛知県名古屋市を拠点に、「縄跳びパフォーマー」としてイベントや舞台、小学校訪問などで活躍されている 粕尾 将一(かすお しょういち)さんを特別ゲストとしてお迎えし、児童・保護者に「縄跳びパフォーマンス」を披露していただきました。素晴らしい縄跳びの技!児童から大歓声が湧きあがりました。しかし、まっちゃん(粕尾さんのニックネーム)は、縄跳びが上手なだけではありません。児童に夢を持つことと努力の大切さを教えてくれました。

 「私は小学校1年生の時は縄跳びが下手でした。小学校3年生の時に2重跳びが1回だけできました。うれしかった〜!小学校6年生の時に3重跳びに挑戦しましたが、できなかった。でも縄跳びが大好きでした。それで縄跳びを続け、日本チャンピオン、アジアチャンピオン、そして世界で6位になりました。」大好きということが何より大切!そして、続けることが大切!つまり、夢を持つことの大切さを教えてくれたように思います。私は、縄跳びの演技に驚き、惜しみない拍手をしましたが、児童にしていただいた話に感動しました。

 カーニバルは、午後2時半まで続きました。本校PTAの皆さんはじめ、たくさんの団体の皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。

2018年10月26日金曜日

手品師(平成30年10月26日)

 『今日のパンを買うのもやっとという売れない手品師がいました。苦しい毎日ですが、いつかは大劇場の舞台に立つぞという夢を持っていました。ある日、元気がなく寂しそうにしゃがみこんでいる少年に出会いました。わけを聞くと、父を亡くし、母は働きに出て寂しい毎日を過ごしているとのことでした。手品師は、少年に次々と手品を見せました。すると、少年の顔には笑顔が広がり、明るさを取り戻したのでした。「明日も来てくれる!」「来るとも!」
 その夜、手品師のもとへ友人から電話がかかってきました。「大劇場のステージに出るはずだった手品師が急病で倒れたので、代役で来て欲しい。今夜、出発すれば朝までにはこちらに来れるだろう。」という内容でした。夢にまで見た大劇場の舞台、しかし少年との約束がある。「一日待ってくれないか?」「だめだ。手術は今夜。明日のステージに穴が開いてしまう。すぐにそちらを発て。ステージが成功すれば、これから大きな仕事がたくさん来るかもしれない。」大劇場で手品をする自分の姿と少年の顔が浮かび、迷いに迷った手品師でしたが、この依頼を断りました。次の日、たった一人のお客さんの前で手品をする手品師の姿が見られました。』

 これは、5年生の道徳の教科書(光文書院)に掲載されている教材「手品師」の内容の概要です。約束を守り、嘘をつかない誠実さが主題です。生活がかかっています。夢も持っています。しかも、その夢が叶いそうな場面を迎えています。でも、少年との約束があります。手品師の行動から道徳的な価値を学び、この状況で自分ならどうするのかを考えるのが、授業の柱です。

 今日、5年2組で授業を参観しました。自分ならどうするのかとの問いに、児童は一生懸命考えました。「約束したのだから、残って明日少年に手品を見せる。」「自分の夢の舞台、大劇場に立って、戻ってきてから少年に手品を見せる。」「少年を大劇場に連れて行って、そこで手品を見せる。」そんな意見が出ました。

 誠実さは大切ですが、この場面での行動選択は大変難しいです。手品師の行動に見られる道徳的価値をおさえながら、自分ならどうするのかを考え、自分の生き方について考えることが授業においては必要です。実際の生活の中では、様々な葛藤が存在します。しかし、判断は求められます。道徳の時間を通して、たくさんたくさん考えて欲しいと願っています。

2018年10月25日木曜日

洗濯日和!(平成30年10月25日)

 今日は2年生の遠足です。好天のもと、山本農園と万博公園へ元気に出発しました。山本農園ではみかん狩りを楽しむということで、「一人10個持って帰れる!」と2年生の児童が教えてくれました。

 素晴らしい天気です。朝の天気予報では、気象予報士が「今日は全国的に洗濯日和!」と繰り返し言っていました。ネットの天気予報にも「洗濯指数は90」とか「バスタオルもよく乾きます」などと載っていました。気持ちの良いさわやかな日になりそうです。

 輝く太陽のもと、2年生児童は今頃みかんを手に笑顔いっぱいのことでしょう!

2018年10月24日水曜日

なすがまた実った⁉(平成30年10月24日)

 
 鳥飼なすの畑はすでに耕し、たくさんなすが実っていた時の面影はありません。しかし、3年生がまたなすを実らせてくれました!一人ひとりの児童が描いたなすが集まって、大きななすを形作っています。『スイミー』の鳥飼なす版みたいです。

 鳥飼なすの植え付け時からお世話になった摂津市農業振興会や産業振興課農政係の皆さんへの感謝の思いを込めたこの作品は、来月10日、11日に市役所で開催される農業祭の際、市役所1階ロビーに展示されます。他校の作品も展示されますので、ぜひご覧ください。5年生の米作りの作品も現在作成中!こちらも展示されますが、どんな作品が出来上がるのか楽しみです。

2018年10月23日火曜日

戻りました!(平成30年10月23日・解散式より)

たくさんの保護者の皆様、お集まりいただきありがとうございます。修学旅行とはどんなものかをお伝えしたくて、この二日間、できる限り私のブログ更新を行ってまいりました。驚くほどのアクセス数があり、こちらについても感謝いたします。

帰ってきた皆さんは、家族に感謝の気持ちを込めて、ただいま!と元気に言いましょう!多くの方々にお世話になって、この修学旅行が無事終わりました。お世話になった方々への感謝の気持ちも忘れないでください。

さて、6年生の皆さん!さすがだと思ったことと課題だなあと思ったことがあるので伝えます。さすがだと思ったことは学びの時の真剣な表情、そして体験活動の時の協力でした。課題だと感じたことは、先生の話をキチンと聞いてなかったり、修学旅行のしおりをキチンと読んでいなかったりしたことです。情報をしっかり集めて、自分で判断できる力を身につけて欲しいです。真剣に学んだことを、しっかり力として定着させて欲しいとも願っています。

最後に一言。重い荷物を持っていますから、気をつけて帰ってください。

定刻通り発車!(平成30年10月23日)

多くの学びと体験の二日間!広島駅を修学旅行専用列車は発車しました。

午後4時24分、新大阪着の予定です。

バスは走る、広島駅へ(平成30年10月23日)

あと30分ほどで広島駅です。

かなり雨が降っています。ほぼ全てのプログラムが雨に影響されずに行えたことは幸運でした。大阪の天気はどうなのでしょうか?児童はバスが発車してしばらくは元気でしたが、車内はずいぶん静かになってきました。

ありがとう!蒲刈島!(平成30年10月23日)

感謝の式の後、午後1時に宿舎を出発しました。
感謝の式では、藻塩を児童全員にいただきました。

宿を出てしばらくしたところの海岸で、職員の方が海からカヌーに乗って見送りをしてくださいました。

こちらの天候は曇り。これから広島駅へ向かい、新幹線で帰阪します。

鯛めし、大人気!(平成30年10月23日)

大きなお釜、二つ分が空っぽになりました!お腹はいっぱい!

今、雨は止んでいます。間もなく宿舎(県民の浜 輝きの館)を出発します。

カッター訓練、浜遊び、少し雨…(平成30年10月23日)

気持ちが揃わないと進まないという説明の通りでした。最初は全く進みません。しかし、次第にみんなのオールが揃い始めました。あっという間の30分あまりのカッター訓練。

浜は静かな波で、児童は膝のところまで海に入り、楽しんでいました。

広場でのドッジボールが、雨のためできないグループもありましたが、体育館を開放していただき、ドッジボールやバスケットボール、バレーボールなどを楽しんでいます。元気な声が響いています。

12時から昼食です。鯛めしが出ると伺っています。

この後、カッター訓練へ(平成30年10月23日)

蒲刈の古代製塩について学びました。藻塩をじゃがいもにつけて味わいました!

昔の人の知恵、なぜこの塩には旨味があるかわかりました。

藻塩作り体験中!(平成30年10月23日)

藻を利用しながら、塩を作る藻塩作り体験。土器に入ったかん水(塩分を含んだ水のこと)が沸騰しないようかん水を垂らします。炭火で熱しており、作業をしていると汗が出ます。

藻の旨味が出た美味しい塩です。

ごはんが美味しい!(平成30年10月23日)

眠そうに食堂に来た児童たちでしたが、朝ごはん、しっかり食べています。

よく眠れなかったという児童もいましたが、夜は静かでした。プログラムが盛りだくさんでしたし、疲れていたのでしょうか?

空が明るくなり、太陽も顔をのぞかせています。この後の体験活動が楽しみです。

今日の始まり!(平成30年10月23日)

外の気温は16℃。少し前まで雨が降っていましたが、今は上がっています。

おはようございます。起床時刻を過ぎ、児童は今、自分たちが使っていたふとんを片付け、洗面をしています。

今日の午前は、屋外での活動が予定されています。この後、雨が降らず予定通りのプログラムが進行できることを願っています。

2018年10月22日月曜日

間もなく消灯!(平成30年10月22日)

まだ児童の声が部屋から聞こえてきますが、午後10時が消灯です。

みんなが使う場のマナーを守ることには課題がまだまだあります。それを意識し、できるようになることが大人への第一歩だと思います。

明日は午前6時半起床!

おやすみなさい!

買い物と入浴タイム(平成30年10月22日)

30分交代で入浴と買い物タイムです。買い物カゴにはもみじ饅頭がたくさん入っているようです。合計金額はいくら?あと何を買えるか?考えながらの買い物です。

ベガと土星(平成30年10月22日)

ナイトウォークに出ています。満腹になりましたが、ご馳走さまから十分後に出発です。

輝きの館の館長さんから、星の話を教えていただき、望遠鏡でベガと土星の観察をさせていただいています。

月あかりがきれいです。波音と虫の音が聞こえます。

これから夕食です(平成30年10月22日)

少し遅れましたが、無事到着しました。

宿舎(輝きの館)の方からの歓迎のご挨拶をいただいた後、これから夕食です。お好み焼きを食べてから、かなり時間が経ちました。お腹空きました〜!いただきます!

平和記念公園を出発!蒲刈島へ!(平成30年10月22日)

資料館見学を終え、バスは蒲刈島へ向かっています。資料館でも展示をしっかり見ている味舌小学校の児童でした。

こちらの天気は曇り。時折、日が射しますが空全体を薄い雲が覆っています。

児童は、たくさんの話を聴き、展示を見ました。平和の尊さを考えるきっかけになり、平和な社会をつくる行動ができる力を育む出発点になることを願っています。

講話の後、慰霊碑をまわりました(平成30年10月22日)

疎開、空襲、配給、父から聞いた話がたくさん出てきました。一瞬の閃光と爆風で大きな被害を受けた様子がよくわかりました。

その後の慰霊碑巡りでは、ボランティアガイドの方から約1時間、詳しく話を伺うことができました。全てのモニュメントに様々な方々を慰霊する意味があることがわかりました。

現在、平和祈念資料館を見学中です。講話も、慰霊碑巡りも、資料館見学も、メモを片手に児童は真剣です。