2019年2月14日木曜日

安全な学校にするために(平成31年2月14日)

 以前、私が廊下を歩いていて、突然後ろから児童にぶつかられたことがあります。ぶつかった児童は「危ないやん!」と少し怒った表情でした。「よそ見しながら、しかも走っていたからぶつかったんだよ。」そう言ったのですが、不満そうな顔をしていました。私は「廊下は右側を歩いて移動するものです。みんながルールを守って欲しいなあ。」とその児童に伝えました。

 小学校内で起こる事故は、授業中や休憩時間に発生するものが多いと聞いています。また、休憩時間に発生した事故の発生場所は、廊下や階段という場合が少なくありません。昨年12月に実施しました学校評価アンケートにおいても、5,6年生児童に学校生活を楽しくするための考えを自由記述してもらったのですが、その中に「廊下を走らないようにする取組みが必要だ。」というものがありました。児童もわかっているのです。廊下を走れば危険。危険な学校は楽しくない。安全な学校にしたいと願っているのです。

 2年1組の児童が2年生の教室へ向かう階段や廊下に「ろうかを歩こう!」と書いたものをはっています。何とかしたいと思ってくれています。注意書きをはってくれた人が、率先して廊下を歩いて欲しいです。啓発は言葉だけではなく、行動も必要です。期待しています。