2019年2月21日木曜日

名前を大切に(平成31年2月21日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。昨日は3月下旬か4月上旬を思わせる暖かい一日でした。そのせいか街の中で見かける梅の花が一気に開いてきたように感じます。皆さんは梅の花を知っていますか?白や赤、ピンクの花が咲き、たくさん咲いているところではほんのり甘い香りが漂います。実は、梅の花と味舌小学校には深い関係があります。味舌小学校の校章は梅の花をデザインしたものなのです。

 さて、梅の花が咲く頃、私は私の祖父のことを思い出します。思い出すと言っても、母が中学生の頃に亡くなった祖父ですので一度も会ったことがありません。ではなぜ思い出すかというと祖父の名前が「梅太(うめた)」だからです。梅の花の咲く頃に生まれたから梅太なのか、庭に梅の木があったから梅太なのか、今となってはわかりません。でも祖父が生まれた時に、いろいろな思いや願いを持って名付けられたのだと思います。

 皆さんにも名前があります。一人ひとりの名前には由来があり、健やかな成長への願いが込められていることでしょう。どうか皆さん、自分の名前を大切にしてください。そして、周りの人の名前も大切にしてください。お互いが持つ一つの大切なものを大切にし合ってください。そんな味舌小学校であることを願っています。