2019年7月11日木曜日

犬、こわい!(令和元年7月11日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます!元気な挨拶が返ってきました。今日も気持ちよくスタートできました。これからも今日のような挨拶を続けてください。
 
 さて、皆さんには「こわいもの」がありますか?実は私にはあります。何がこわいのか皆さんわかりますか?お化け?いえいえ、お化けなんてこわくありません。何がこわいかと言うと、答は犬と猫です。もちろんこれには理由があります。

 まず犬がこわくなった理由ですが、私が幼稚園の頃の話です。私の弟が近所の野良犬にお尻をかまれたのです。ズボンの上からでしたが、家へ帰ってズボンやパンツを脱いだところ、お尻に犬の歯形がついていました。テレビでライオンやオオカミがとがった牙で肉を食べているところを見たことがありましたが、犬の歯もとがっています。その時、犬はこわいという気持ちになり、今でもやっぱりこわいです。

 次になぜ猫がこわいかですが、これも小さい頃にさかのぼります。セキセイインコのかごに猫が近寄っていました。猫はセキセイインコを狙っているのかと思い、近くへ行って猫の顔をのぞきこみました。すると猫は私の顔をたてにシャーっと引っ掻きました。私の顔の真ん中にはたてに猫のひっかき傷ができました。猫の爪は必要な時に出てきます。それ以来、猫もこわくなりました。

 犬好きや猫好きな人には「何でこわいの?」という気持ちになるかもしれません。でも犬や猫がこわい人もいるのです。私は、犬や猫がけっして嫌いなわけではないのですが、こわいのです。虫がこわい人、爬虫類や両生類がこわい人もいるかもしれません。人はいろいろです。いろいろな人がいます。いろいろな感じ方をします。

 だから、こわがる人に無理にさわれと言ったり、大丈夫だと強要しないでください。何度も繰り返しますが、人はいろいろなのです。だからこそ、生活の中にはルールやマナーが必要です。今日の天気はあいにくの雨。残念ながら外で遊ぶことができません。廊下や階段を走るととても危険です。どうか学校生活のルールを守り、安全に生活してください。