今週末の金曜日、7月19日が一学期の終業式です。今日は気温も30℃を超え、暑いです。それでも昨年の今頃を思うとずいぶん過ごしやすいですね。(昨年の7月13日、海の日を含めた三連休前の私のブログです。https://mashita-principal.blogspot.com/2018/07/30713.html)
三連休中の出来事です。私は出かける用事があって、自宅近所のバス停でバスを待っていました。すると、目の前をカラスがスーッと横切りました。近くの木に止まると何かを食べています。よく見るとクマゼミです。近くにいたもう一羽のカラスもクマゼミをくわえていました。長い間地面の下で暮らし、羽化して短い成虫としての期間を終えるクマゼミですが、危険がいっぱいです。
羽化する途中や羽化したての時も危険ですが、日中もカラスやカマキリ、山の中ではタヌキやサルもクマゼミをはじめセミを捕食するそうです。クマゼミは大型のセミなので、食べられにくいのかと考えていましたが、大きいので目立ちやすいようです。カブトムシもカラスやタヌキはよく食べるそうですが、メスよりも長い角を持ったオスの方が狙われやすいそうで、自然界では目立つことが危険にさらされる原因となるようです。
登校中、児童はクマゼミの大合唱の中を通って来ていることでしょう。今鳴いているクマゼミは、厳しい自然の中で、命がけで暮らしているのです。そう思うと、頑張れって声をかけたくなりませんか?