2019年7月4日木曜日

仲間・なかま・NAKAMA(令和元年7月4日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。今、元気な挨拶を私にしてくれましたが、6月に自治会の方や民生委員の方、そしてPTAの方が集まって校区内7か所で行った地区懇談会の中では、「味舌小学校の児童は挨拶ができていない。」というご意見もいただきました。以前も皆さんにお話ししましたが、挨拶は一日の始まり、人間関係の始まり、全ては挨拶から始まると言ってもいいぐらい大切なものです。大きな声を出せる人もいれば、小さな声しか出せない人もいるかもしれません。しかし、しっかり相手の目を見て挨拶ができれば、気持ちは伝わるものです。

 今日、明日の二日間、第一中学校の2年生生徒が職場体験学習で本校で学びます。お互いによろしくお願いしますの気持ちを伝え合いましょう。「よろしくお願いします!」今の挨拶で一中生と味舌小学校児童がともに学び合うことがスタートしましたね。

 さて、もう一つしたい話があります。皆さんは「なかま」という言葉を知っていますか。そして、その漢字を書けますか?「なかま」は「仲間」と書きます。仲はにんべんと中という字からできています。また、間はあいだという字ですね。

 学級で、学年で、そして学校で一緒にいるだけで仲間だということではありません。人の中へ入って、人の間に入って、ときにはうまく仲良くなれない人をつないだり、またあるときには、人を遠ざけたり、ひどいことをしようとしている間へ入って、「人を傷つけることを止めろ」と言ったり、そんなことができてこそ仲間なのではないでしょうか。他の人が困っていることを見つけ、人と人の間に入ってつながりをつくることが仲間づくりだと私は思います。

 味舌小学校の各学級で、各学年で、いい仲間づくりができ、味舌小学校全体が一つの仲間だと言えるようになることを私は願っています。