2018年10月15日月曜日

稲刈りから学んだこと(平成30年10月15日)

 当初予定していた11日(木)が雨天で延期されていた稲刈りを、本日午前、無事に行うことができました。6月7日(木)に5年生が田植えを体験させていただいてから130日が過ぎました。4か月余りの間には、地震、大雨、酷暑、台風などいろいろなことがありました。その間、田の持ち主である木下さんは、毎日稲を守ってこられたのです。

 あんなに細く小さかった苗が、大きな株となり、丈が伸び、花が咲き、実が実り、黄金色に染まり、今日を迎えました。今日もたくさんの方に教えていただき、5年生は貴重な体験をさせていただきました。

 終了後、農業委員の深田さんが仰っていたことです。「日頃皆さんが食べているお米は多くの作業を通じて、皆さんの口に入っています。今日、刈った稲もこのままでは食べることができません。乾かした後、脱穀、籾すり(臼ひき)、精米の作業が必要です。このように大切に育て、多くの作業を経て食べるお米を一粒も無駄にしないでください。」

 大切な、大切なお米。そのことが5年生児童の心にしっかり刻まれて欲しいと感じました。お米だけに限らず、ものをつくるということは、大変なことなのです。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。