2019年3月14日木曜日

一中卒業式(平成31年3月14日)

 一中の卒業式から先ほど戻りました。卒業する3年生の中には、毎朝味舌小学校の正門前を通る生徒もいて、明日からはもう会えないんだなあなどと思いました。それぞれの生徒がいろいろな場所で、多くの人に見守られながら、この3年間を過ごしてきたことへの感謝の言葉が、次々と述べられ、とても素晴らしい卒業式でした。卒業、おめでとうございます!

 その言葉の中で、「後悔」という言葉が何人かから出てきたのですが、後悔することはそんなに悪いことではないと私は思います。私にもうまくいかなくて、後悔したことはたくさんあります。でも、一生懸命やった結果であり、その時の判断の結果であるわけです。結果は受け止めなければなりませんが、後悔できるということはむしろポジティブに受け止めるべきではないかと考えています。今日の言葉は皆、素晴らしいもので、「後悔」を述べていた人もその道のりは素敵なものだったと思います。

 「後悔」したくないと何かをする前によく人は言います。後悔しないように頑張れ!ともよく言います。でも後悔したっていいんです。ふりかえれることはすばらしい。失敗したってかまわない。それを糧にできるのなら。一生懸命やったのなら。一つの失敗はけっして終わりを意味するものではないと私は思います。