2019年5月10日金曜日

ぎりぎりセーフ!?(令和元年5月10日)

 保健室から出てきた1年生が教えてくれました。「ぎりぎりセーフやった!」私が「何がセーフだったの?」と問うと、「ゲームいっぱいしてたけどセーフやってん。」との返事でした。1年生は保健室で視力検査を行っていました。

 もうかなり前(高校生の頃?)になりますが、私が視力検査を眼科で受けた時、上から順番に同じ列のひらがなを看護師がさし示し、私が答えていました。反対側の目に検査が移った時に同じ列を同じように上から差し示したので、「さっきと一緒やん!」と思い、まだ上から三番目ぐらいだったのに、一番下まで先に答えました。その前のを覚えていたのです。実は、反対側の目は視力が悪くて下の方はあまり見えていませんでした。看護師から怒られました。まださし示してないものを答えたからかと思ったら違いました。「さっきのを覚えるんやったらしっかり覚えなさい!下から2番目と3番目の順番が違っています。」もう一度やり直しになりました。

 学校での視力検査の行い方も以前とは変わっています。先ほど述べたような下へ行くほど文字などが小さくなっていくような表ではなくて、ランドルト環(一か所が欠けた輪)が一つ描かれた白い樹脂板(0.3/0.7/1.0の視力に相当するもの3種類)を用いて行います。

 「ぎりぎりセーフ」の1年生は、続けて教えてくれました。「ゲームは10分までになってん。ちゃんと守ってる!」「ずっとセーフでいられるように、約束、これからも守ってね!」「はーい!」元気な返事を残して、教室へ戻っていきました。