2019年5月16日木曜日

「公共」ってなあに?(令和元年5月16日・朝会にて)

 味舌小学校の皆さん、おはようございます。暑いなあと感じる日が続いています。遊んでいて、暑くてしんどくなった時は、早めに休憩を取ったり、こまめに水分を補給しましょう。熱中症の心配は真夏だけではなく、今の季節にも必要です。なぜならまだ暑さになれていないからです。どうか十分に注意してくださいね。

 今朝は「公共」ということについてのお話をします。低学年の人には少し難しいかもしれませんが、後で担任の先生からもお話を聞いてください。高学年の人は「公共」という漢字を書けますか?「公共」とは「みんなの」とか「全体の」などを意味する言葉です。

 モノレールや阪急電車、JRなどの鉄道は「公共交通機関」と呼ばれます。みんなで乗るから、駅や車両内ではマナーを守ることが必要ですね。学校は「公共施設」と言われます。この味舌小学校にもたくさんの児童が通っていますし、朝会で皆さんが集まっているこの体育館も夕方から夜にかけてたくさんの地域の方が使用します。

 みんなが使うものをみんなで大切にすることはとても大切なことです。たくさんの人が使うから、壊れたり汚れたりしやすいですが、だからこそ大切に使わねばなりませんね。学校のみんなで掃除をするのもそのための活動ですね。校長室前の廊下を一生懸命掃除してくれている1年生、いつもありがとう。

 みんなが使うという意味では、道路も公共のものです。広がって歩いたり、急に飛び出したりせず、マナーを守って道路を歩いてください。道路は、車も、自転車も、人も通行します。みんながルールとマナーを守ることで安全に気持ちよく過ごせるのです。

 「公共」のもの、他にもたくさんあります。みんなでみんなの物を大切にして、生活してください。(写真は、私の話の後の、生活指導担当からの「公園の使い方」の話の場面より)