2019年10月11日金曜日

災害が起こった時、慌てないために!(令和元年10月11日・火災を想定した避難訓練にて)

 火災を想定した訓練で、今皆さんは運動場へ避難しました。今日は訓練ですが、「やったことがないことは、いざという時になかなかできない。」という話を、東日本大震災の後、岩手県釜石市の学校の先生から聞いたことがあります。火事が起こった時など慌ててしまって、避難する行動がうまくできないこともあるかもしれません。訓練を日頃から真剣に行い、しっかり大切なことを意識することで、もしもの時に命を守れる行動が取れるのだと思います。

 また、教室や廊下が散らかっていると、避難する行動を取る時に、それが邪魔になって避難が素早くできないことがあるかもしれません。これは本当にあった話ですが、災害の時、家から避難しようとしていた人が足元に置いてあった新聞広告を踏んで足を滑らせ、腕を折ったということを聞いたことがあります。日頃からの整理整頓は学習環境を整えるだけではなく、命を守ることにもつながります。

 命は一人に一つしかありません。大切な大切な命です。今日の訓練を通して、そして私の話を通して、日頃からしなければならないことをしっかり考えてください。