2019年10月2日水曜日

安全・安心(令和元年10月2日)


 「いってきます!」と元気に学校へ出かけた子どもが「ただいま!」と笑顔で帰宅する。私が何よりも望んでいることです。今日の学校生活への期待と希望を胸に出かけ、満足感や達成感、そして自身の成長の実感を胸に帰ってくる。そんな子どもの姿が理想です。

 その理想を実現するためには、もちろん様々な取組みが必要です。誰もが安心できる居場所(学校・学級など)づくり、授業改善、健康・体力づくり、学習習慣の定着、学校・家庭・地域の連携、情報発信と受信、道徳教育の充実、主体性やコミュニケーション力の育み、まだまだ他にもたくさんあります。しかし、前提となるのは「安全・安心」ではないかといつも考えています。

 安全だから安心できる。だから仲間とのびのびと過ごせる学び舎。そして、そこでの学びを様々な場所で活かせる。そんな学びのサイクルをみんなで創りたいというのが願いです。昨日から不審な人物に関する情報や市内の中学校での事故のニュースなど、辛い話に接しています。今一度、子どもたちの「安全・安心」のために何ができるのかを私も考えます。

 摂津市は平成18年4月1日に「子どもの安全安心都市」になることを宣言しています。

 [子どもの安全安心都市宣言]
 未来を担う子どもたちは社会の宝
 心つないで創ろう『安全・安心のまち せっつ』

 子どもたちの笑顔によって、まち全体が笑顔につつまれます。
 子どもたちの元気なあいさつが、まち全体の活気を生み出します。
 希望に満ちた子どもたちの健やかな成長は、市民みんなの願いです。

 子どもたちが安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、
 「地域の安全をみんなが心つないで守る」
 「地域の子どもたちをみんなで力あわせて守る」を理念とし、
 ここに「子どもの安全・安心を守る都市」を宣言します。