2019年10月25日金曜日

赤ちゃんふれあい体験(令和元年10月25日)

かつて私も赤ちゃんでした。そう、誰も皆、赤ちゃんだったのです。父が長期間入院している中で、病弱の祖母の面倒を見ながら私を産み、母は私を育ててくれました。生まれてくる子どもへの思いや願いを胸に抱き、苦労はしてもわが子の日々の成長を喜びながら、子育てを母は、父は、してくれたのです。

 人の子どもは生まれて1年余りは、自分で立って歩くことができません。生まれて首が座るまでにも時間がかかります。優しく大切に育てなければなりません。今日、5年生児童が「赤ちゃんふれあい体験」で経験させていただいたことは、自分の今を感謝する意味でも、これから大人になって、いつの日にかやってくる親となる日のためにも、大変有意義なことでした。

 子育て中のお母さんから話を伺い、幼児とふれあい、実物大の新生児の体重に近い重さの赤ちゃん人形を用いた着替えなどの実習がメニューでした。今日、5年生児童は誰もが優しい顔をしていました。優しい人が優しい人を育てることができるのだと思います。ご協力いただいた皆さん(お母さん、保健福祉課の職員、一中校区の養護教諭)、ありがとうございました。