今日、野村克也さんが亡くなったというニュースが流れました。監督としてもホークス、スワローズ、タイガース、イーグルスで指揮を取り、名監督と言われましたが、私にとっては南海ホークスの4番バッターとして大活躍していた姿が印象に残っています。
私が小学生時代を過ごした昭和40年代のヒーローは、プロ野球のスター、ボクシングのチャンピオン、大相撲の横綱でした。
昭和が遠くなり、価値観も多様になりました。それは悪いことではありません。テレビの地上波のプロ野球中継も少なくなりました。野村選手がホームランをかっ飛ばした大阪球場も今はありません。
でも思います。東京オリンピックが開かれる今年です。スポーツへの興味を子どもたちに持たせたい。子どもたちが、スポーツを「する」「観る」「支える」「知る」人になって欲しい。
カクテル光線の下で輝いたヒーローの姿を思い出しながら、スポーツの未来を考える日になりました。