2018年7月24日火曜日

アメリカ、デスバレーでは52.0℃を観測!(平成30年7月24日)

    摂津市の気温は、現在38度近くになっているそうです。この暑さ、「命に関わる危険な暑さ」と言われています。北極圏でも異常な高温を記録したり、アメリカやカナダでも記録的な高温のニュースが報じられています。アメリカのカリフォルニア州「デスバレー」では、52.0℃が観測されたとのことです。

 ずいぶん前のことになりますが、大学時代の恩師とレンタカーでアメリカを旅した時に、デスバレーに行ったことがあります。ラスベガスからヨセミテ公園へ移動中のことでした。あれは、8月のことでした。デスバレーでは気温が50度を超えることもあるらしいと聞き、乾燥した盆地の様子を一目見ようと向かったのですが、あまりの暑さのせいか、車のエアコンが作動しなくなりました。バス停のような日陰になる場所を見つけたので、その前に車を停め、少し休憩しようと考えましたが、とにかく暑い!その日は47℃ぐらいだったそうですが、ものすごい暑さでした。そこに一枚のポスターが掲示されていました。「もし車が故障した時はじっとしていろ!無駄に体力を消耗するだけだ。人はめったに来ない。だから探しに行くな。ひたすら待て!」とにかくこの場を脱出しようと、写真を1枚だけ撮って、デスバレーを後にしました。エアコンは、その後30分ほどして動き始めました。

 7月16日から22日までの1週間で、熱中症の症状で救急搬送された人は、全国で22,647人にのぼり、このうちの65人が亡くなられたそうです。以前にもご紹介した、環境省熱中症予防情報サイト(http://www.wbgt.env.go.jp/)をぜひご覧いただき、熱中症にご注意ください。