2018年12月11日火曜日

校長のプレゼンテーション力は大切だ!(平成30年12月11日)

 第65回大阪府小学校長会共同研究発表会に参加してきました。この研究発表会の参加対象は、政令指定都市を含む大阪府内の全小学校の校長です。

 後半は『「主体的・対話的で深い学び」を生み出すカリキュラム・マネジメント』というテーマで、早稲田大学の田中博之教授の講演を聴かせていただきました。10年前まで大阪教育大学におられた田中教授のお話の中で、「深い学びの追求も大切であるが、浅い学びの防止も考えなくてはならない」と仰っておられたのが印象に残りました。活用できる力を児童に育むためには、授業の工夫・改善、また児童のやる気を向上させる学習評価を行うことが大切です。それらを重点的に取り組むことも求められますが、日常の教育実践の質を上げなければ、取組みの成果を残すことができないのではないかと感じました。日常的な振り返りが重要ですね。

 そして、前半は豊中市、忠岡町、大阪市から1名ずつの校長先生が自校の実践を発表されました。これは私にとって刺激になりました。「わが校の教育」を校長が多くの人々にプレゼンテーションすることは、自校の教育実践を振り返り、整理し、そして課題を発見し、次へのアクションを考えるきっかけにもなります。そして、自校の教育を熱く語れる校長は厚い信頼を得ることができるのだと思います。「私ももっと味舌小学校の教育を発信するぞ!」そんな気持ちがさらに大きくなりました。「校長のプレゼンテーション力は大切だ!」