2018年6月8日金曜日

田植えからの学び(平成30年6月8日)

 昨日、5年生児童が農業体験学習の一環として、田植えを体験しました。水の冷たさに、田んぼの土の感触に、児童は驚いたり、興味を持ったりの1時間半でした。田んぼの所有者や農業委員をはじめ地元の協力者の皆様、農協、産業振興課、学校教育課の皆様、ありがとうございました。

 貴重な体験をさせていただいたのですが、終わりのお話の中で、田んぼの所有者の木下さんが仰っておられたことを児童の皆さんにはしっかり覚えていて欲しいです。その内容は「皆さんからが植えた苗を大切にします。これから暑い夏を迎えます。水を入れたり、除草したり、害虫駆除をして、秋にはしっかり実るように育てていきます。」というものでした。

 次の農業体験学習は稲刈りですが、そこまでの道のりはけっして楽なものではないのです。夏の作業は暑くてたいへんです。昨日の稲刈りの前にも前日に降った雨の影響で田んぼの水が増えており、水を抜く作業を朝早くからしておられました。見えないところでの努力、日々続けるということ、様々な思いやり、それらの結晶として「米」ができることを、5年生児童には知って欲しいです。

 木下さんはさらにこう仰っていました。「私が育てます。皆さんはぜひこの苗がどう成長するのか、しっかり見守ってください。」