2018年9月11日火曜日

稲刈りまで一か月!(平成30年9月11日)

 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」(詠み人知らず)という俳句は、人格者ほど謙虚であることを詠ったものです。5年生が植えた稲も成長し、台風にも耐え、稲穂が垂れてきました。田の持ち主の木下さんと相談させていただき、10月11日に稲刈りを行うことになりました。(予備日は15日)※今後の天候によって変更があるかもしれません。

 暑い夏の日も、たくさんの雨が降る日も、木下さんが稲を大切に育ててこられたことを忘れてはいけません。私は成長を見守るだけでしたが、ここまで成長した稲の姿がうれしくてたまりません。そして、一か月後の稲刈りが楽しみです。

 「稲つけて馬が行くなり稲の中」(正岡子規)「稲」は秋の季語です。この他、正岡子規の作品には「稲」を詠んだものが多くありますが、黄金色に染まって揺れる稲穂が、一瞬にして想像できます。校区の田が黄金色に染まるのももうすぐです。空気も秋のものに変わってきましたね。