2018年9月14日金曜日

教育実習(平成30年9月14日)

 教員として学校で授業を行うためには、教員免許を有し、教諭等の発令を受ける必要があります。教員免許を取得するには、大学の教職課程で必要な単位を取得し、都道府県の教育委員会に免許授与申請を行わねばなりません。発令を受けるためには、教員採用選考に合格するか、講師等として任用される必要があります。

 現在、本校で教育実習生を受け入れています。教育実習とは、教員免許を取得するために必要な単位の一つで、現場の教員の指導を受けながら、学校での体験を通して教員にとって必要な知識・技能の一部を身につけるものです。来春から学校の教壇に立つことをめざしている本校の教育実習生は、毎日真剣に学んでいます。

 私もずいぶん前の話になりますが、母校で教育実習を受けました。5週間の実習の中で、授業を実際に行わせていただいたり、運動会の運営や遠足の引率のお手伝いをさせていただいたりしました。その時、私は「教員は大変だ!」と思いました。研修や会議など、授業や会議を行うための準備に時間を費やしておられたからです。見えないところや知らないところでの仕事が多いことに驚きました。同時に、教員採用選考に合格して、次の春からは教壇に立つんだという思いが強くなりました。

 今日、大学からも先生が来られ、「研究授業」を実習生が行いました。私は、学生の頃の自分の姿と重ねながら、素晴らしい教員になって欲しいと心の中でエールを送りました。