2019年12月17日火曜日

願いは共通!(令和元年12月17日)

 昨日2年生児童が収穫したパセリが今日、給食の食材として登場しました。「大豆のポタージュ」に細かく刻まれて入っていました。実は私も少しパセリをいただきました。1本ずつビニル袋にパセリを入れて児童にプレゼントしていただいたのですが、少し多めにいただいていたので、昨日の放課後、2年生児童が校長室に届けてくれました。早速、夕食のサラダの上にのせていただきました。感想は「美味しい!」でした!もちろん今日の大豆ポタージュも美味しかったのですが、生で食べた夕べのパセリは「パセリってこんな味の野菜だったんだ!」と改めて感じさせてくれるものでした。

 5時間目に校長室で仕事をしていると「ゴリゴリ」「ゴシゴシ」と窓の外から音が聞こえてきます。「何の音かな?」と表に出てみると、3年生がたらいに水を張り、洗濯板を使って雑巾を洗っていました。懐かしい光景と言いたいところですが、私が物心がついた時には、すでにわが家では洗濯機を使っていました。ただし、たらいと洗濯板も家にありました。私のおむつをたらいと洗濯板で洗っていたと母から聞いたことがあります。

 美味しいものを食べて欲しい。清潔なものを着て欲しい。そんな願いから様々な工夫が生まれました。パセリのコンテナ内での栽培も天候に左右されず、安全で美味しいものを食卓に届けたいという願いから生まれました。どんどん進化する洗濯機ですが、大切な衣類を何度も清潔に着ることができるようにとの願いは、健康への願いでもあります。様々な学びを通して、児童には家族をはじめ大人たちの子どもの幸せへの願いを感じ、感謝の気持ちを持って欲しいです。