毎年12月4日から10日までの一週間は、人権週間として定められています。何よりも尊重されなければならないものが人権(人が幸せに生きる権利)ですが、全国では、いじめや児童虐待などにより子どもが命を落とすといった痛ましい事案が依然として後を絶ちません。またSNSを利用した個人の人権を侵害するケースも多く生起しています。
身近なところから児童に、人権に関する知識とともに正しい行動に結び付けることができる技能を身につけさせ、さらには人権問題を正しくとらえることのできる感性や、行動・態度に表れる人権感覚を育むことが重要です。もちろんこれらは大人も習得し、磨かねばならないものです。
本日、1年生で研究授業を行い、その後教員により研究協議を行いました。「ボクとぼく」という教材をもとに、児童が「違いを認め合い、みんなで仲良く過ごすための行動を考え、実行する」ことをねらいとしています。私たち学校に勤務する教職員も、研修を通じて人権感覚を磨いてまいります。