次年度入学する1年生は、3月末までの転出入があることを考慮すると約80名。3学級設置の見込みです。今日、入学説明会を開催し、70名弱の保護者に参加いただきました。以下、私の冒頭の挨拶です。
大変寒い中、本校の入学説明会にご参加いただき、ありがとうございます。私は本校校長の 前馬 晋策(まえば しんさく)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。現在の1年生児童と話をしていて感じるのですが、私を「校長先生」とは覚えてくれていますが、名前が前馬晋策であると知らないことが多いようです。教職員も学校からの出席者などの紹介用紙を作る時にも、校長は「校長」と記され、他の者は名前で記されます。先日、4年生だったと思いますが、ある児童から「校長先生、本当は前馬晋策って言うんやなあ。」と言われました。本当はではなく、もとから前馬晋策なのですが…。名前で呼び合える関係を児童間で、教職員と児童との間で作っていきたいと常々考えているところです。
さて、昨年4月に入学した現1年生は、たくましく成長しています。入学当初、保護者の方と登校して来て、正門のところで離れられずに泣いてしまったり、去っていく保護者の背中をいつまでも見ていたり、そんな児童が数名いました。今では、そんな児童の姿は見かけません。この成長は、ドラマティックでもあり、感動的です。この4月から入学される皆さんのお子さんにはどんなドラマが待っているのでしょうか。今から楽しみです。
ドラマの主人公は、子どもたちです。私たち大人は、ときには監督として、脇役として、道具係として、いろいろな立場からともに子どもたちを支え、励ましていきたいと考えています。今日は説明会ですが、今後、一緒に取り組むための一つのきっかけとしたいと存じます。では、説明に移らせていただきます。