2020年1月25日土曜日

あれから3年半…(令和2年1月25日)

 新しいゲームアプリ「ポケモンGO」の日本での配信開始は4年前の7月のことでした。歩きスマホの危険性が問題となり、ポケモンを求めて街中を歩くこのアプリでの遊びによって、夏休みに子どもの事故が発生しないかと心配しました。

 当時、市教委事務局に勤務していましたが、終業式に合わせて、保護者向けに啓発文書を出しました。テレビや新聞でも、このことは取り上げられたのをよく覚えています。

 それから3年半が経ちました。当時ほどではないかもしれませんが、ポケモンは相変わらずの人気です。そして、スマホの問題はさらに深刻化しています。

 「ながらスマホ」の問題で言うと、自転車に乗りながらの通話、メール、ゲームなど、危険な場面をよく見かけます。

 そして、SNSに関わってのトラブルは増加しています。見知らぬ人とつながってしまい命の危険にさらされてしまうケースや友人間でのトラブル、個人情報の漏洩など、様々な問題が生起しています。

 スマホは便利です。ものすごい勢いで広がり、私にとってもスマホやタブレットは生活必需品になりました。しかし、使い方をキチンと考えなければ大変な世の中になってしまいます。

 本校では今年度、市教委事務局指導主事、NTTドコモからの講師、人権擁護委員にお越しいただき、2度、高学年児童を対象に啓発講習を行いました。しかし、これだけでは十分とは言えません。保護者や地域の皆さんともこれからのことをさらに考えていきたいと思っています。

 ところでポケモンGOもスタートした頃とはずいぶん変わっているようです。ポケモンの身につけている技に「ひっさつまえば」というのがあることを知り、笑ってしまいました。