2020年1月30日木曜日

4月が楽しみ!(令和2年1月30日・令和2年度新入生説明会にて)

本日お集まりの保護者の皆様、おはようございます。入学式は4月ですので、まだまだ早いですが、入学おめでとうございます。本校校長の前馬と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は毎年、1年生との出会いを楽しみにしています。今年度の1年生も現在、学校に慣れ、毎日を楽しく過ごしています。校長室前の廊下を1年生が掃除しているのですが、頑張ってきれいにしてくれています。1年生にとっては、校長は何をしている人なのかよくわからない存在のようで、校長室の中を興味深そうに覗いています。「校長先生、ここで暮らしているの?」「水道や冷蔵庫があるから暮らせるね!」などと言っています。どうか、お子さんにお伝えください。私にも家があり、家から学校へ通っていますと(笑)。

 とにかく好奇心旺盛でどんどん吸収する1年生ですが、小学校へ入学すると多くの児童が「子ども帰り」するように思います。もちろんもともと子どもではあるのですが、保育所や幼稚園、こども園などでは年長児としてしっかり頑張っていたわけです。そのことは、私が以前教育委員会で勤務してきた時にいろいろな保育所や幼稚園を回って、しっかり見てきました。それが、急に何もできない子どもになってしまうことがあります。

 これは小学校にも責任があります。就学前の保育・教育施設で頑張ってきたことをさらに発展するスタートを切らねばなりません。給食や掃除の場面などで、手伝うことが多過ぎるかもしれません。限りない未来があり、無限の可能性を秘めた新入生の力をさらに、さらに伸ばすため、4月よりお子様を預かります。ご意見、ご要望をいただきながらより良い教育をめざしてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。